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「ウェイティング・フォー・コロンブス」リトル・フィート 1978年

2017-12-01

まったく興味のないフランク・ザッパのところでやっていたのもちょっと関係あるのか、ローウェル・ジョージについてはよく知らなかったのですが、有名な「ディキシー・チキン」だけ昔聴いたことがあるけど、タイトルナンバー以外ほとんど覚えてません。

それが今回たまたまこのアルバムを聴いてみたら、これが期待以上に好みの内容で、たまたま入った映画館でよく知らない映画を見たら凄く良かった、みたいなそういう感じです。

曲調・ボーカル・ギターとどれを取っても気持ちが良くて、これはアメリカらしい気分の良さなんでしょうね。 カラッとした明るさと言うのか、どれか1曲挙げるなら「All That You Dream」が特に好みです。 残念ながらローウェル・ジョージはこのアルバムを出した翌年に亡くなってしまいましたが、クスリのやり過ぎという昔のミュージシャンらしい最後だったそうです。

このライブに限らず、まだまだ自分好みなのに知らないアルバムがたくさんあるんだろうなと思うと、なんだ、お金と時間が足りんじゃないか!とか勝手にブーブー言ってます。


Waiting for Columbus『Waiting for Columbus』 Little Feat
当時2枚組で発売されたライブ。「セイリン・シューズ」の流れを汲む独特なセンスのジャケットですが、中身は爽快で気分最高のアルバムです。 皆さんの評価が高いのも納得で、今まで聴いたことなくて損した。
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「ジェフ・ベック・グループ」ジェフ・ベック 1972年

2017-11-15

ロッド・スチュワートはフェイセズを結成しちゃったし、ヴァニラ・ファッジのリズム隊の二人はカクタスを結成しちゃうしで、それでも諦めないでバンドを組んで出したのが『ラフ・アンド・レディ』に続くこの『ジェフ・ベック・グループ』です。

スティーヴ・クロッパーをプロデューサーに迎えたこのアルバムは、出だしのボーカルを最初に聴いた時はちょっと「う~ん…」と思ったけど、ジェフ・ベックのギターはやっぱりカッコいいです。 インストゥルメンタルの「帰らぬ愛」や、イントロが渋い「ハイウェイズ」、後の「哀しみの恋人達」を連想させる「ディフィニットリー・メイビー」など、紛れもない彼の音だなと思いますね。

この後ジェフ・ベックは念願のB.B.A.結成から「ブロウ・バイ・ブロウ」「ワイアード」へと続く独自のインストゥルメンタル路線へと舵を切るわけですが、ジェフ・ベック・グループ最後の作品は、ボーカルはあまり好みではないけど結構気に入ってます。


Jeff Beck GroupJEFF BECK GROUP
当時は知らなかったのですが、通称『オレンジ』。 名盤「ベック・オラ」のリンゴがグリーンだったので、そう呼ばれるようになったんでしょうか。  ジェフ・ベックらしいギターの音をあちこちで聴くことができます。

『悪魔のハイウェイ』 AC/DC 1979年

2017-11-01

Tag : AC/DC

AC/DC70年代最後のアルバムは、シンプルだけどスカスカではなく、無駄を削ぎ落とした感じですね。 その分彼らの持ち味が楽しめます。 今でもよく耳にする「ハイウェイ・トゥ・ヘル」始め、深く考えずに指先や足でリズムを取りながら聴くのがいいんじゃないでしょうか。

ボーカルのボン・スコットはアルバム発表の翌年に急死してしまいますが、クセのあるダミ声のブライアン・ジョンソンが加入したアルバム「バック・イン・ブラック」のメガヒットで、彼らは世界的な人気バンドになりました。

それから時が流れて30年以上。アンガス・ヤングは髪の毛が薄くなってきても平気で半ズボンでギターを弾きまくる、とにかくシンプルでハード。 ここが世界中のロックファンに支持される最大の理由で、一時のアンプラグド・ブームなど見向きもせず、まったく変わろうとしない、というか変わる気も必要もないんだろうけど、こういうところがAC/DCですね。


AC/DCHighway To Hell
角を生やしたアンガス・ヤングが握っているのは、悪魔の尻尾。 何か文句あるのか!とでも言いたげでロックしてますね。 シンプルな縦ノリロックンロールで、ボーカルの死を乗り越えてまもなく世界的ブレイクを果たします。 

映画「エイリアン・ネイション」

2017-10-15

僕はジェームズ・カーンという俳優がけっこう好きなんですが、彼が主演した異色作「エイリアン・ネイション」というSF映画があって、これがなかなか面白かったんです。

アメリカ映画によくある刑事のコンビものなんですが、ストーリー以外に記憶に残ったもうひとつの理由が、あのスコーピオンズの曲が主題歌に使われたことですね。

調べてみてもそれらしい情報は出てこなかったのでちょっと自信が無くなってきましたが、YouTubeにはちゃんと「Alien Nation」という曲がアップされているので、たぶんこれだったと思います。

血の気の多い「ゴッドファーザー」の長男坊、瀕死の仲間を治療しようとしない軍医に拳銃を突き付ける「遠すぎた橋」の軍曹、近未来の残酷なスポーツ「ローラーボール」のヒーロー、「シンデレラ・リバティー」の優しい水兵。 この映画でも最後には異星人の相棒を認めるシーンがあった・・・と思うんですが、彼の演じる主人公のそんなところがいいですね。


Alien Nationエイリアン・ネイション
いわゆるバディー物ですね。 普通じゃないのは、相棒が地球に定住したエイリアンだってことです。 男っぽいというか粗野な警官ジェームズ・カーンが気に喰わない異星人と組んで殺人事件の捜査にあたる、というストーリーです。 あまりヒットはしなかったみたいだけど、充分に面白かった記憶があります。

「愛を止めないで」オフコース 1979年

2017-10-01

「愛を止めないで」というちょっと気恥ずかしいタイトルも小田和正が歌えばそんなに違和感はないのですが、本人のインタビューで「昔はさんざん女々しいとか言われて・・・」とか愚痴をこぼしていたのを見たことがあって、まあ色々と葛藤もあったんでしょうね。

だけどあの声とメロディーがあるからこその小田和正でありオフコースで、そのへんのオッサンが「優しくしないで~♪」なんて歌いだしたら気持ちワルイ、とかダサい、とか言われてもこれは仕方がないか。

この曲の秀逸なところは、最後の"僕の人生がふたつに分かれてる そのひとつがまっすぐに・・・"という聴く人の想像力を掻き立て希望に火を灯す終わり方で、ここが最高ですね。

静かな始まりと終わりの間にエレキギターのソロも加えて、オフコースがデュオからバンドへとスタイルを変えてから生まれた、永く愛される歌だと思います。


オフコース「愛を止めないで」 オフコース
歌の内容とジャケットの黄色が合わないような気もしますが、シングルを紙ジャケット化しようという試みがいいなと思いますね。 ピアノの弾き語りから入るオープニングと、余韻を残して終わるエンディングが素晴らしい名曲です。

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プロフィール

Author:music70s
1957年生まれ。
福岡県在住です。

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