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『青い影』 プロコル・ハルム

2016-11-04

よく耳にするし本当にいいなと思う名曲ですがアルバムを聴いたことは無かったので、先々月のユーミン繋がりでこのアルバムを取り上げてみました。

だけど「青い影」はシングルでヒットした曲で、このモノクロのジャケットが印象的なアルバムには収録されていませんでした。 1曲めが「征服者」から始まるのと「青い影」から始まるのとではまったくインパクトが違います。

キーボードと特徴のあるボーカルが耳に残るアルバムは「シー・ワンダード」や「フォローイング」など如何にも古き良き時代のポップスやラストのインストゥルメンタル「ヴァルプルギスの後悔」など、これはこれでなかなか良いなと思いますがあまりにも「青い影」の出来が良すぎました。

ハモンド・オルガンのイントロと"We skipped the light fandango ..."という歌い出し、これだけで多くの人の心の琴線を震わせて、その中には当時13才の荒井由実もいて、もちろん世界中のミュージシャンの卵たちにも影響を与えたんでしょうね。


Procol Harum"PROCOL HARUM" プロコル・ハルム
プロコル・ハルム1967年のデビュー・アルバム。大ヒット『青い影(A Whiter Shade Of Pale)』は元々収録されていなかったそうで、ボーナストラックとして入ってます。 ビートルズの「サージェント・ペパーズ」が発表された年ですね。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.7
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『イン・スルー・ジ・アウト・ドア』 レッド・ツェッペリン 1979年

2016-08-20

これはもう久しぶりに聴くアルバムです。 中身は良く言えばバラエティーに富んでいて、言い方を変えればごった煮みたいな感じでしょうか。

オープニングの「イン・ジ・イヴニング」でやっぱりジミー・ペイジは印象的なリフを生み出す名手だなあと感心して、2曲めから3曲めで、あれ?と疑問符が浮かび、「ホット・ドッグ」に至って混乱してくるあたりはサード・アルバムで味わった感覚と似ているかもしれません。

アルバムが発表された79年はディスコだパンクだと本格的ロックが迫害されていた時代で、久々の作品は彼らなりの答えだったんでしょうね。 10年前のファーストやセカンドのようなインパクトはないものの、ツェッペリンが進化を続ける過程を見た、いや聴いたと思えばこれも貴重な記録です。

あらためていいなと思ったのはゆったりとしたリズムの中に少し切ない味もある「オール・マイ・ラブ」で、シンプルなギターが染みてきます。 バンドは翌80年にジョン・ボーナムが急逝して解散してしまいますが、80年代のツェッペリンのアルバムを聴いてみたかったなとやっぱり思いますね。


Scorpions"In Through the Out Door" Led Zeppelin
ジョン・ボーナム存命中最後のオリジナル・アルバム。 発売当時のレコードのジャケットは中身が不明で6種類あったそうで、詳細は知りませんが買った人たちは「当たった!」とか「これ外れじゃないのか?」とか大騒ぎしてたんでしょうか。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.7

「反撃の蠍団」 スコーピオンズ

2016-07-20

久しぶりのスコーピオンズは2004年リリースの『反撃の蠍団』です。 "蠍団"の呼称に相応しく彼らには常にハードに冷たく光る感じでいてほしいのですが、このアルバムは80年代の好調時の雰囲気が蘇ったかのようです。

アルバムのプロデューサーはヒットした『Black Out』や『Love at First Sting』を担当した人で、スコーピオンズも70年代の後半から80年代の後半までの、彼らの全盛期を取り戻したかったんでしょうね。

昔からクラウス・マイネのボーカルとハードなギターのカッティングが気に入っていて80年代の終わりごろまでは新作が出たら買っていたのですが、ひとつ前のアルバムは賛否両論あったそうで、本作は復活スコーピオンズを印象づけるべく日本盤のタイトルを『反撃の~』としたんですね。

70年代からのオールド・ファンからするともっとゴリゴリハードにやって欲しいところですが、21世紀のベテランロックバンドはこれでいいんだろうなとも思います。 僕にとっては安心して楽しめる1枚でした。


Scorpions"UNBREAKABLE" Scorpions
ベテラン・ジャーマン・ロックバンドが2004年に発表したアルバム。 どこから聴いても安心のスコーピオンズで、AC/DC同様ファンがバンドに求めるものを金太郎飴のようにいつの時代も提供していくのもベテランバンドの在り方です。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.7

ジェフ・ポーカロ・セッション・ワークス

2016-05-15

初めてジェフ・ポーカロのドラムを聴いたのは多分ボズ・スキャッグスの名盤『シルク・ディグリーズ』だったと思うのですが、ひょっとしたら知らずに色々な曲で耳にしていたのかもしれません。

今でも印象に残っているのは社会人になって初めて買ったレコードで(だったと思う)同じくボズ・スキャッグスの『ミドル・マン』のラストナンバー、「ユー・ガット・サム・イマジネーション」のイントロのドラムです。

軽く聞き流せばよくありそうなドラミングなのですが、当時はとにかくカッコいいと思ったんですね。 スティーヴ・ルカサーのギターもそうですが、とにかく曲や歌をより格好良く活かすプレイがあちこちで光って、スタジオ・ミュージシャンとして多忙だったのも納得です。

そんなジェフのプレイを集めたこのアルバムはバラエティに富んだ選曲で、中には好みでない曲もありますが「ロウダウン」のシンプルだけどセンス溢れるドラミングが最高に気に入ってます。 好評に付き第2弾も発売されましたが、ドラムに集中して聴いてみるというのも楽しいものですね。


ジェフ・ポーカロ"Jeff Porcaro Session Works" Jeff Porcaro
この人のドラミングは気持よくて好きだったんですけどね。 生きていれば今でもバリバリに活躍していたはずです。 突然の死が惜しまれる"センスと信頼と実績"の優れたミュージシャンでした。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.7

「ザ・スライダー」T.REX 1972年

2016-03-15

この人はロック・スターですね。 カーリーヘアと眼に力のあるルックスでまず見た目がかっこいい。 卓越した歌唱力でバラードを歌い上げなくても、ギターを持ってステージに立っているだけでカッコいいです。

それに派手な格好とエレキギターがよく似合います。 高いのか低いのか分からない細かく震える声でT.REXのノリのいいナンバーを歌えば、そりゃあ女の子たちもキャーキャー歓声をあげるでしょう。

『ザ・スライダー』には有名な「メタル・グルー」や「テレグラム・サム」などが収録されていて、前作『電気の武者』に続いてヒットを記録します。 グラムロックのスター、まだ20代半ばのマーク・ボランは短い全盛期を謳歌しましたが、彼は30才を目前にして短い生涯を終えてしまいました。

昔の尖った若者は『30才以上の大人は信用するな』とか言ってたそうですが、マーク・ボランがそう思っていたかどうか定かではありません。


T.REX"The Slider" T.REX
タイトルナンバーはスローで落ち着いた味のあるロックで、ゆっくりとしたノリの良さが"ボラン・ブギー"のいいところです。 ちょっと気持ち悪いファルセットのコーラスも聴いているうちにハマってしまいます。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.7

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Author:music70s
1957年生まれ。
福岡県在住です。

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