「ジェフ・ベック・グループ」ジェフ・ベック 1972年

2017-11-15

ロッド・スチュワートはフェイセズを結成しちゃったし、ヴァニラ・ファッジのリズム隊の二人はカクタスを結成しちゃうしで、それでも諦めないでバンドを組んで出したのが『ラフ・アンド・レディ』に続くこの『ジェフ・ベック・グループ』です。

スティーヴ・クロッパーをプロデューサーに迎えたこのアルバムは、出だしのボーカルを最初に聴いた時はちょっと「う~ん…」と思ったけど、ジェフ・ベックのギターはやっぱりカッコいいです。 インストゥルメンタルの「帰らぬ愛」や、イントロが渋い「ハイウェイズ」、後の「哀しみの恋人達」を連想させる「ディフィニットリー・メイビー」など、紛れもない彼の音だなと思いますね。

この後ジェフ・ベックは念願のB.B.A.結成から「ブロウ・バイ・ブロウ」「ワイアード」へと続く独自のインストゥルメンタル路線へと舵を切るわけですが、ジェフ・ベック・グループ最後の作品は、ボーカルはあまり好みではないけど結構気に入ってます。


Jeff Beck GroupJEFF BECK GROUP
当時は知らなかったのですが、通称『オレンジ』。 名盤「ベック・オラ」のリンゴがグリーンだったので、そう呼ばれるようになったんでしょうか。  ジェフ・ベックらしいギターの音をあちこちで聴くことができます。

『悪魔のハイウェイ』 AC/DC 1979年

2017-11-01

Tag : AC/DC

AC/DC70年代最後のアルバムは、シンプルだけどスカスカではなく、無駄を削ぎ落とした感じですね。 その分彼らの持ち味が楽しめます。 今でもよく耳にする「ハイウェイ・トゥ・ヘル」始め、深く考えずに指先や足でリズムを取りながら聴くのがいいんじゃないでしょうか。

ボーカルのボン・スコットはアルバム発表の翌年に急死してしまいますが、クセのあるダミ声のブライアン・ジョンソンが加入したアルバム「バック・イン・ブラック」のメガヒットで、彼らは世界的な人気バンドになりました。

それから時が流れて30年以上。アンガス・ヤングは髪の毛が薄くなってきても平気で半ズボンでギターを弾きまくる、とにかくシンプルでハード。 ここが世界中のロックファンに支持される最大の理由で、一時のアンプラグド・ブームなど見向きもせず、まったく変わろうとしない、というか変わる気も必要もないんだろうけど、こういうところがAC/DCですね。


AC/DCHighway To Hell
角を生やしたアンガス・ヤングが握っているのは、悪魔の尻尾。 何か文句あるのか!とでも言いたげでロックしてますね。 シンプルな縦ノリロックンロールで、ボーカルの死を乗り越えてまもなく世界的ブレイクを果たします。 

『青い影』 プロコル・ハルム

2016-11-04

よく耳にするし本当にいいなと思う名曲ですがアルバムを聴いたことは無かったので、先々月のユーミン繋がりでこのアルバムを取り上げてみました。

だけど「青い影」はシングルでヒットした曲で、このモノクロのジャケットが印象的なアルバムには収録されていませんでした。 1曲めが「征服者」から始まるのと「青い影」から始まるのとではまったくインパクトが違います。

キーボードと特徴のあるボーカルが耳に残るアルバムは「シー・ワンダード」や「フォローイング」など如何にも古き良き時代のポップスやラストのインストゥルメンタル「ヴァルプルギスの後悔」など、これはこれでなかなか良いなと思いますがあまりにも「青い影」の出来が良すぎました。

ハモンド・オルガンのイントロと"We skipped the light fandango ..."という歌い出し、これだけで多くの人の心の琴線を震わせて、その中には当時13才の荒井由実もいて、もちろん世界中のミュージシャンの卵たちにも影響を与えたんでしょうね。


Procol Harum"PROCOL HARUM" プロコル・ハルム
プロコル・ハルム1967年のデビュー・アルバム。大ヒット『青い影(A Whiter Shade Of Pale)』は元々収録されていなかったそうで、ボーナストラックとして入ってます。 ビートルズの「サージェント・ペパーズ」が発表された年ですね。

『イン・スルー・ジ・アウト・ドア』 レッド・ツェッペリン 1979年

2016-08-20

これはもう久しぶりに聴くアルバムです。 中身は良く言えばバラエティーに富んでいて、言い方を変えればごった煮みたいな感じでしょうか。

オープニングの「イン・ジ・イヴニング」でやっぱりジミー・ペイジは印象的なリフを生み出す名手だなあと感心して、2曲めから3曲めで、あれ?と疑問符が浮かび、「ホット・ドッグ」に至って混乱してくるあたりはサード・アルバムで味わった感覚と似ているかもしれません。

アルバムが発表された79年はディスコだパンクだと本格的ロックが迫害されていた時代で、久々の作品は彼らなりの答えだったんでしょうね。 10年前のファーストやセカンドのようなインパクトはないものの、ツェッペリンが進化を続ける過程を見た、いや聴いたと思えばこれも貴重な記録です。

あらためていいなと思ったのはゆったりとしたリズムの中に少し切ない味もある「オール・マイ・ラブ」で、シンプルなギターが染みてきます。 バンドは翌80年にジョン・ボーナムが急逝して解散してしまいますが、80年代のツェッペリンのアルバムを聴いてみたかったなとやっぱり思いますね。


Scorpions"In Through the Out Door" Led Zeppelin
ジョン・ボーナム存命中最後のオリジナル・アルバム。 発売当時のレコードのジャケットは中身が不明で6種類あったそうで、詳細は知りませんが買った人たちは「当たった!」とか「これ外れじゃないのか?」とか大騒ぎしてたんでしょうか。

「反撃の蠍団」 スコーピオンズ

2016-07-20

久しぶりのスコーピオンズは2004年リリースの『反撃の蠍団』です。 "蠍団"の呼称に相応しく彼らには常にハードに冷たく光る感じでいてほしいのですが、このアルバムは80年代の好調時の雰囲気が蘇ったかのようです。

アルバムのプロデューサーはヒットした『Black Out』や『Love at First Sting』を担当した人で、スコーピオンズも70年代の後半から80年代の後半までの、彼らの全盛期を取り戻したかったんでしょうね。

昔からクラウス・マイネのボーカルとハードなギターのカッティングが気に入っていて80年代の終わりごろまでは新作が出たら買っていたのですが、ひとつ前のアルバムは賛否両論あったそうで、本作は復活スコーピオンズを印象づけるべく日本盤のタイトルを『反撃の~』としたんですね。

70年代からのオールド・ファンからするともっとゴリゴリハードにやって欲しいところですが、21世紀のベテランロックバンドはこれでいいんだろうなとも思います。 僕にとっては安心して楽しめる1枚でした。


Scorpions"UNBREAKABLE" Scorpions
ベテラン・ジャーマン・ロックバンドが2004年に発表したアルバム。 どこから聴いても安心のスコーピオンズで、AC/DC同様ファンがバンドに求めるものを金太郎飴のようにいつの時代も提供していくのもベテランバンドの在り方です。

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プロフィール

Author:music70s
1957年生まれ。
福岡県在住です。

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