『宗右衛門町ブルース』 平和勝次とダークホース 1972年

2016-10-21

宗右衛門町(ソエモンチョウ)とは大阪心斎橋筋の東、道頓堀川の北にある歓楽街です。 行ったことないけど、博多の中洲や新宿の歌舞伎町みたいな所なんでしょうか。

この曲はたまたま深夜の番組で流れていたのを聴いていいなと思ったんですが、歌っていたのは平和勝次とダークホースというグループというか元々コミックバンドだったそうで、昔はよくあるパターンですね。

いい曲だけあって色々な歌手が歌っていて、前川清に吉幾三、宮史郎に氷川きよしと色々YouTubeで聴き比べましたが、絶妙なハスキーボイスとコブシの効き具合で平和勝次のボーカルがやっぱり一番です。

元々のオリジナル曲、北原謙二の「さよなら さよなら さようなら」も聴いてみたけど『宗右衛門町ブルース』の方が圧倒的に好みだったので、宜しかったら聴いてみて下さい。


※再生時のボリュームに注意して下さい。

ついでにダークホースのメンバー中川ヒロシさんのお話が面白かったのでリンクを貼っておきます。


宗右衛門町ブルース『宗右衛門町ブルース』 平和勝次とダークホース
本場のブルースとは違いますが、中の島ブルースに伊勢佐木町ブルース、柳ヶ瀬ブルースにこの宗右衛門町ブルースと、ご当地ソングは地元の人達にも愛されるのが良いところです。 しかし昭和丸出しのジャケットですね。

「硝子坂」 木之内みどり 1977年

2015-08-19

Tag : 木之内みどり

先日"高田みづえ復帰"という記事を読んですぐに頭に浮かんだのが名曲「硝子坂」です。 僕は知らなかったんですが、人気アイドル木之内みどりが先にリリースした曲なんですね。

木之内みどりは儚げで折れてしまいそうな感じが男心をそそるといいますか、キャピキャピしてなさそうなのが他のアイドルとは違っていました。 「硝子坂」は歌の上手い高田みづえがヒットさせたので完全に彼女の曲だと思っていたけど、木之内みどりバージョンを聴いてみたらこれがなかなかいいんです。

作曲は宇崎竜童で、言われてみればなるほどそんな感じです。 サビの部分が「プレイバックPart2」でも違和感ないなと思いますね。 悲しげなメロディーはむしろ木之内みどりの方がぴったり合っているような気がします。

ここで思い出すのは彼女のハートを射止めた竹中直人の事で、彼がデビューしたばかりの頃に市ヶ谷にあったシャープのショールームで見たことがあります。 あの小さなスペースで"笑いながら怒る人"のネタをやっていた変な男がこんな大物になるとは。 演じる事が好きな根っからの役者だったんですね。


木之内みどり木之内みどり シングル・コレクション
どうですか、この儚げな雰囲気は。 男なら誰でも俺が守ってやる!と思わずにはいられない(?)はずで、竹中直人もその一人だったのか。 5枚目のアルバム『硝子坂』+シングル11曲収録。

「センチメンタル」 岩崎宏美 1975年

2012-08-17

Tag : 岩崎宏美

仕事帰りに時々行くラーメン屋はBGMがいつも70年代の歌謡曲という素敵な店で、肝心のラーメンは安くて結構美味いし気に入ってます。 先日岩崎宏美の曲が流れていて、お、いいな?と思ったものの曲名が思い出せなかったので帰って調べてみたら「センチメンタル」でした。

この曲は僕よりひとつ下の岩崎宏美が75年にリリースした3枚目のシングルで、セカンドシングル「ロマンス」に続いてオリコンチャート連続1位を獲得しています。 作詞は阿久悠、作曲は筒美京平の両巨匠で、彼女の伸びやかな声が弾むようなメロディーによくマッチしてるし、ことにサビの盛り上がり方は素晴らしい。

彼女は大ヒット「聖母たちのララバイ」や「シンデレラ・ハネムーン」「すみれ色の涙」といったマイナーなメロディーの曲のイメージが強くて、曲名から想像するより明るい「センチメンタル」を聞くと新鮮に感じます。 歌唱力は折り紙付きですから、作家たちはバラードを歌わせたくなるんでしょうね。

歌謡曲の王道を往く初期の作品を振り返ってみると、アイドルとして売り出すつもりが歌唱力がそれを上回ったというところでしょうか。 実力がありながらモノマネのネタにされたりするのはそれだけ個性があるからでちょっと気の毒ですが、それにしても「センチメンタル」はいい曲でした。


岩崎宏美 GOLDEN☆BEST岩崎宏美 GOLDEN☆BEST
あらためて足跡を辿ってみると、名曲が目白押しで作品にも恵まれてますね。 ジャケット写真の彼女はごく普通の女の子に見えますが、この人は年を重ねて綺麗になりました。

「さらば涙と言おう」 森田健作 1971年

2011-11-15

Tag : 森田健作

今年の夏に放送されていた缶コーヒーのCMで流れていたのが、森田健作の「さらば涙と言おう」でした。 いい味を出していた宇宙人ジョーンズはもちろんこの曲のことなど知らないでしょうが、久々に聞いてみるとやっぱりいいですね。

僕が中学生の時にクラスのみんなが見ていたテレビドラマ「おれは男だ!」の主題歌なんですが、小・中学校が同じだった近所のH君が甲高い声で「ヨシカワ君!」と真似して笑わせてくれたのも思い出しました。 "昨日のテレビ見た?"で盛り上がるのも、楽しいものです。

ハワイアン風のイントロから入る歌の中には"さよなら"や"涙"という言葉が出てきますが、悲しいことがあっても何とか自分を励ますような内容で、ただ単純に楽しいだけではない青春時代をシンプルに描いてます。 作詞は阿久悠、爽やかだけどちょっと切ないメロディーは鈴木邦彦という人で、「長い髪の少女」や「天使の誘惑」も作曲してるんですね。

僕とは別の高校へ行ったH君とは実家がすぐ近くなのでよく話す機会がありましたが、卒業後地元で就職した彼と関西の大学へ行った僕との間には少し距離ができてしまいました。 元々しっかりしていた彼には学生の僕が脛かじりの甘ちゃんに見えたようで事実そのとおりだったんですが、帰省した際にたまたま駅前で会って飲みに行った焼き鳥屋では、なんとも言えない雰囲気になってしまいました。

その後は社会人になってやはり帰省した時にたまたま入った駅前の喫茶店で一度会ったきりですが、お互い別の道を歩くことになったけどこれも人生、「さらば涙と言おう」を聞くとH君を思い出します。


森田健作 ゴールデン★ベスト森田健作 ゴールデン★ベスト
どうですか、この爽やかさと男らしさ。 コカ・コーラが飲みたくなります。 この人も青春の巨匠のひとりなんでしょうね。 「友達よ泣くんじゃない」もいい曲です。

「曼殊沙華」 山口百恵 1978年

2010-10-16

Tag : 山口百恵

先日SONGSで放送された山口百恵の引退コンサートのダイジェストの中で歌われた「曼殊沙華」、一部分だけでしたが久々にプロの歌手の魂のこもった歌を聴きました。 DVDなどで既にご覧になった方も多いかと思いますが、絶頂期に自らの意志を通して芸能界から身を引くことを決め、ファンや周りの人々への思いを込めたステージでのパフォーマンスでした。

作詞作曲は阿木耀子・宇崎竜童の黄金コンビ、メロディーラインは確かに宇崎竜堂らしいなと思います。 この曲の冒頭にはもともと百恵のナレーションと言いますかセリフが入っていて、「歌手の前に人間でありたい・・・」というのは当時の彼女の偽らざる心境だったのかもしれません。

曼殊沙華とは彼岸花の事で、他にも色々と呼び名があるそうですが、真っ赤なその見た目といい情念を感じさせるこの曲にピッタリの花ですね。 阿木耀子も詩を書くにあたって色々と妄想が、いや想像が膨らんだろうと思います。

百恵もこの名曲に応えるように、アコースティック・ギターの伴奏で静かに始まる最初の部分はつぶやくように、「どこでけじめをつけましょ」というところでは悲しくドスを効かせ、「真紅(まっか)に染める」というところは堂々と歌い上げ、デビュー当時に比べると格段に進化しています。

テレビ番組で歌を聴いていて、ほんの少しの時間とはいえ画面に引き込まれるようなことはそうそうないんですが、あらためて歌手・山口百恵の凄みを見せつけられた1曲でした。


二十才の記念碑 曼殊沙華二十才の記念碑 曼殊沙華
引退へ向けてますます大人の歌手へと変貌していった頃のアルバムですが、発売当時まだ二十才前。 元々の資質が優秀なブレインや素晴らしいパートナーとの出逢いで磨かれていったんでしょうね。

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プロフィール

Author:music70s
1957年生まれ。
福岡県在住です。

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