スポンサーサイト

--------

Tag :

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「モーニング・ダンス」 スパイロ・ジャイラ 1979年

2010-04-07

スパイロ・ジャイラの「モーニング・ダンス」は多分ジャケ買いだったと思います。 もうかなり記憶も薄れてしまいましたが、このアルバムを購入した当時はフュージョンが好きだった事と、就職して東京に住むようになって感性のアンテナがビンビンになっていた時期で、デヴィッド・サンボーンの「夢魔」もジャケ買いで成功した1枚でした。

自分の知らないミュージシャンのアルバムを、レコード店でカンを頼りに手に入れて当たった時はそれは気分のいいもので、「元々いいアルバムなのをお前が知らなかっただけだ」と言われたらそれまでですが、レコードを両手の人差し指と中指でタカタカとめくりながら今度はどんなアルバムにめぐり逢うのかと探しまわるのは楽しかったです。

"スパイロ・ジャイラ"という聞き慣れないバンド名と、リーダーでサックス担当の"ジェイ・ベッケンスタイン"という名前が発する言葉の響きも多分気に入ったんだと思います。 肝心の中身の方はというと、当然のことながら1曲目の「モーニング・ダンス」だけでも大満足で、コンガやマリンバ、スティール・ドラムがトロピカルな雰囲気を盛り上げる中を流れるジェイ・ベッケンスタインのアルト・サックスのなんという気持ち良さ。

彼はアルバムの中でアルトだけではなくソプラノやテナーも吹いているんですが、個人的に一番好きなのがアルト・サックスの音で、サンボーンの「夢魔」が先だったのかこちらが先だったのかもう忘れてしまいましたが、重すぎず軽すぎず、エモーショナルで流れるようなあの感じがいいですね。 フュージョンと呼ばれるジャンルにも一番フィットしていたように思います。

彼らのアルバムはその後「遥かなるサンファン」を購入してそれきりでしたが、現在も活動を続けているそうで、長い間忘れていたくせになんだかホッとします。 フュージョンを聴き漁っていた頃は今思えば都会かぶれで、より洗練されたお洒落な物や事へと関心が向かっていた時期でした。 だけどやっぱりあの頃フュージョンは気持ち良くてカッコ良かったと思います。


モーニング・ダンスモーニング・ダンス
濃密すぎるくらいトロピカルなジャケット。 「スパイロ・ジャイラ」という変わった名前のグループは、ここから一気にブレイクしました。 大ヒットしたタイトル曲は、何度聴いてもこの上ない気持ち良さです。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.5

スポンサーサイト

「カリフォルニア・シャワー」 渡辺貞夫 1978年

2009-07-21

Tag : 渡辺貞夫

世の中には人を幸せな気持ちにする素敵な笑顔の持ち主がいて、渡辺貞夫も確実にそのひとりだと思います。 学生時代は主にロックばかり聴いていてジャズの事はさっぱりだったんですが、当時はクロスオーバーやフュージョンと呼ばれるジャンルの音楽も流行っていて、スタッフや渡辺貞夫のアルバムなどを持っている奴はちょっと大人な雰囲気でした。

"ナベサダ"はテレビのCMで目にして知ってはいたんですが、彼の吹くサックスはあの笑顔と同じく明るくて、78年にヒットした「カリフォルニア・シャワー」は、まさに温暖なカリフォルニアを思わせる雰囲気で気持ちのいい曲でした。 僕の住んでいる関西地方はまだ梅雨が明けないんですけれど、ジメジメしたうっとうしい季節にこそこういう音楽っていいですね。

彼についてはあいにくほとんど知識がなくて、もちろんゴリゴリのジャズもやるんだろうけど、僕にとってはやっぱりいつもニコニコしてて気持ちのいいサックスを吹くプレイヤーです。 社会人になって東京にいた頃、新宿ピット・インに確か伊藤君子を見に行ったら、バンドの最前列にいたサックスのオヤジがステージに登場した彼女に向かって「楽譜!」と怒鳴ったのにはびっくりしました。 ギョーカイって厳しいんだなと思うと同時に、なんだエラソーに。とも思いました。

たぶん渡辺貞夫はあんな態度は取らないと思うんだけど、彼がCMに起用されたのは温厚な人柄とあの笑顔、そして誰にも親しみやすいメロディーを生み出す才能があったからだと思います。 私事で恐縮ですが、僕が生まれたときは父方・母方の祖父共に他界していたもので、ナベサダみたいなおじいちゃんがいたら楽しかっただろうなあなんて、勝手に想像しています。


カリフォルニア・シャワー カリフォルニア・シャワー
歌心のあるメロディーが温厚そうな人柄とマッチしているように思えて親近感がわきましたね。 デイヴ・グルーシン、リー・リトナー、ハーヴィー・メイスンら強力なメンバーとロスで録音。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.5

「サム・スカンク・ファンク」 ブレッカー・ブラザーズ 1978年

2008-05-13

ランディのトランペットとマイケルのテナーが炸裂するブレッカー・ブラザーズの「サム・スカンク・ファンク」は、オープニングからラストまでハイ・テンションで突っ走る、彼らのキャリアを代表するナンバーです。 BGMで聞き流すには余りに濃密で、聴くほうも思わず身構えるというか気合を入れなきゃいけないところに、一種の心地良さがあると思うんですよね。

叩いてる本人がどこにいるかわからないくらいの巨大なドラム・セットで知られるテリー・ボジオのドラムスに乗せられて、バンドのメンバーはこれでもかと緊張感溢れるファンキーな演奏を繰り広げます。 僕は一見クールで理知的な印象を与えるマイケル・ブレッカーが思い切りブロウするのがまた大好きで、渡辺香津美の名盤「TO CHI KA」のA面4曲目、「コクモ・アイランド」での熱いテナーにも痺れました。 鋭く切れ込むアドリブは途中でフェイド・アウトしていますが、実際は延々10分以上も続いたのだそうです。

サックス・プレイヤーについてあまり詳しくないので、好きなプレイヤーは?と聞かれたらロック好きにもすんなり入れるアルトのデヴィッド・サンボーンとテナーのマイケル・ブレッカーの二人という事になります。 デヴィッド・サンボーンは「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」を見に行って、アルトが鳴り出した瞬間に「おお、かっこいい!」と感動しましたが、残念ながらマイケルのライブはもう見ることができません。 ジェフ・ポーカロもそうでしたが長生きしてほしい人に限って早世してしまって、彼が亡くなった時は本当にがっかりしました。 兄貴のランディもさぞ悲しかっただろうなあ。


ヘヴィー・メタル・ビ・バップ ブレッカー・ブラザーズヘヴィー・メタル・ビ・バップ ブレッカー・ブラザーズ
タイトル・ジャケット・演奏と、どれを取ってもインパクト満点の名盤。 70年代から80年代にかけてジャズ・フュージョン界最強のホーン・セクションだったのに。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.4

「マスカレード」 ジョージ・ベンソン 1976年

2008-05-06

昔、ジョージ・ベンソンのギターは漫才師ギターだとか、あの眼は絶対目張りを入れてるとか失礼な話題で友人達と盛り上がったことがありますが、その節は大御所をキワモノ扱いして誠に申し訳ございませんでした。 フォークソングから一気にハードロックへとなだれ込んだ自分としては、セミ・アコースティックタイプのギターがなんとなくカッコ悪く見えてしまってたんですね。

さて、流麗なギターとユニゾンで歌うスキャットが見事なジョージ・ベンソンは、76年の大ヒットアルバム「ブリージン」でジャズからポピュラー・ミュージックの世界にシフトして大成功しました。 いくらジャズ・ギタリストとしての腕前が確かでもそれだけで食べていくのは大変だったらしくて、幸運なことに彼はボーカルも達者だったのが代表曲「マスカレード」のヒットへと繋がりました。 そもそもあれだけギターの上手い人があれだけ歌も上手いというのは、プロの世界でも珍しいんじゃないでしょうか。

本家レオン・ラッセルの「マスカレード」は洞窟の中で演奏しているようなイントロや、ちょっと引きずるような感じの独特なボーカルがまた雰囲気があっていいんですが、ジョージ・ベンソンは洗練された演奏で、ソファーでブランデー・グラス片手に(石原裕次郎か?)聴くのが似合いそう。 ちなみに同じ曲でもジョージ・ベンソンとカレン・カーペンターは「マスカレイド」、レオン・ラッセルの場合は「メスクレイド」と聞こえます。 これはやっぱり南部訛りなんでしょうかね?


ブリージン ジョージ・ベンソンブリージン ジョージ・ベンソン
タイトル曲やレオン・ラッセル作の「マスカレード」が大ヒット。 名ジャズ・ギタリストがメジャーな舞台に躍り出た傑作です。 「ああ、これでメシが喰える」と安心したかも。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.4

「ライズ」 ハーブ・アルパート 1979年

2008-04-01

このブログを書き始めてから忘れていた曲が突然頭にポンと浮かぶことがあって、今回の「ライズ」もそんな1曲です。 なんとも心地の良いリズムに乗って、キンキンしすぎないけどクリアなトランペットのメロディーが最高に気持ちいいハーブ・アルパートの傑作は、できたらどこか南国リゾートのプールサイドで聞きたい。

この曲は翌年マツダRX-7のCMにも使われていい雰囲気を出してました。 ちなみにこの頃の「ロータリー・ロケット」RX-7はコンパクトでガラス・ハッチがかっこよかった。 ついでにこの「ライズ」よりも有名なのがオールナイト・ニッポンのテーマ曲「ビタースウィート・サンバ」で、誰もが一度は耳にしたことがある小気味よいナンバーです。

彼は数々の名曲を生み出す音楽的センスはもちろん、A&Mレコードを起こした経営センスにも恵まれ、素晴らしい成功を収めることができました。 ところでこの回を書くにあたり長年AlpertをAlbertと思い込んでいたことが判明いたしました。 え、アルパートだったの?という訳で、ひとり静かに反省している次第です。


ライズ ハーブ・アルパートライズ ハーブ・アルパート
ムード派トランペッター?にしてA&Mレコード創始者のひとり、ハーブ・アルバートが放ったフュージョン・クロスオーバー史に残るグラミー賞も獲得した傑作。 ゆったりしたメロディーがキモチイイ。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.3

Google Ad.




プロフィール

Author:music70s
1957年生まれ。
福岡県在住です。

カテゴリ

最新記事

最新コメント

シンプルアーカイブ

リンク

ミュージック・スタイル

音楽関連サイトリンク集
音楽関連サイトリンク集 MUSIC-STYLE

J-Total Music

無料歌詞検索エンジン

バンドスコア

ベスト・オブ・アメリカン・ロック【ワイド版】

RSSリンクの表示

ご訪問ありがとうございます。

My name is Nipper.

♪ Life is very short and ...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。