「かもめはかもめ」 研ナオコ 1978年

2008-02-27

Tag : 研ナオコ

激ヤセしたディオンヌ・ワーウィックみたいだなと思うこともある研ナオコは70年代に「かもめはかもめ」、80年代に「夏をあきらめて」とそれぞれ日本を代表するシンガーソングライターから素敵な曲をプレゼントされました。

剽軽なキャラクターとファニーな外見でお茶の間に親しまれた彼女は最近テレビで見かけることはなくなりましたが、誰もが認める歌唱力の持ち主でコンサートには相変わらず力を入れているようです。 歌手でデビューした頃はもちろん歌一本でいくつもりだったと思いますけど、あの個性を周りがほっとけなかったんでしょうね。

中島みゆきの描く世界をなんだか泣いているようにも聞こえる声で歌う「かもめはかもめ」は、悲しげに空を漂うかもめが目に浮かんでくるようでちょっと「白鳥は悲しからずや・・・」という若山牧水の句を思い出します。 他にも研ナオコは彼女の作品を歌っていますが、それにしても悲しい歌を書かせると中島は天下一品だなあ。


中島みゆきを唄う 研ナオコ中島みゆきを唄う 研ナオコ
彼女の事を見た目やキャラクターだけで判断せずに、素直に名曲の数々と歌の上手さを味わえばいいんじゃないかと思います。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.3

「ウェイト・フォー・ミー」 ホール&オーツ 1979年

2008-02-23

長身でちょっとだけハンサムなダリル・ホールと小柄でそんなにハンサムでもないジョン・オーツのやる音楽はブルー・アイド・ソウルなんて言われてましたが、なんといっても彼らの持ち味はポップなメロディー・ラインにあると思います。

70年代中盤に「サラ・スマイル」や「シーズ・ゴーン」などのヒットでその名が知られるようになったホール&オーツは、80年代に入って「プライベート・アイズ」などの大ヒットでメジャーな存在になりました。 その直前、79年にスマッシュ・ヒットした気持ちの良いギターのイントロで始まる「ウェイト・フォー・ミー」は、彼らのポップなエッセンスがたっぷりと詰まった名曲です。

でこぼこコンビが紡ぎ出すメロディーにはウキウキするような心地よさがあって、見た目とのギャップも人気の一因なのかもしれません。 ビクターエンタテインメントのプロフィール・ページでヒゲのダリル・ホールとヒゲのないジョン・オーツの写真を見ることができますが、やっぱりヒゲを伸ばしといたほうがいい顔ってあるんだなあ。 顔で音楽やるわけじゃないけどね。


X-Static ホール&オーツX-Static ホール&オーツ
80年代の大ブレイクを前にポップミュージックのエッセンスを詰め込んだアルバムをリリースしてました。 「ウェイト・フォー・ミー」収録。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.3

「オレンジの雨」 野口五郎 1973年

2008-02-19

Tag : 野口五郎

新御三家と呼ばれたアイドルの中で、ともに陽性でスポーツが得意な西城秀樹と郷ひろみに挟まれてやや地味なイメージのあった野口五郎ですが、歌唱力とギターの上手さは折り紙付きです。 デビュー曲が演歌だったのもアイドルとして売り出そうというよりは、歌を聞かせたいという事務所の意向があったのかも。

2枚目のシングル「青いリンゴ」がヒットしてからは破竹の勢いでアイドル路線をまっしぐらで歌謡曲の黄金時代をひっぱる存在へと成長していきますが、この頃高校の同級生が「オレンジの雨」を得意そうに歌ってくれてこの曲がなんだか気に入ってしまいました。 ブラスのイントロとエレキのオカズがかっこよくて、早いテンポでサビへと盛り上がるアイドル歌謡の王道を往く名曲だなと今でも思います。

この曲を発表した年には「GORO IN ROCK/野口五郎ロックの世界」というアルバムも出していて、「うつろな愛」や「クロコダイル・ロック」などをA面でカバーしています。 もともとロック好きでセンスもあるのをレコード会社もわかってたんでしょうんね。 音楽の才能だけではなく、短足を逆手にとって「俺たちに足はない」とかいう映画のタイトルをもじった自虐的なギャグをやる人の良さも彼の魅力かもしれません。


ゴールデン☆ベスト 野口五郎ゴールデン☆ベスト 野口五郎
肉体派西城秀樹とはじけた郷ひろみに挟まれてやや暗くて地味なイメージのあった野口五郎ですが、振り返ってみれば名曲目白押し。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.3

「スローバラード」 RCサクセション 1976年

2008-02-14

忌野清志郎が喉頭がんの治療の為長期療養に入ったというニュースはちょっとショックだったんですが、先日武道館のライブで見事に復活を果たしました。 復活コンサートに先立って幸運な500人のファンを集めて収録されたNHKの「SONGS」でも、変わらず元気なところを見せてくれてひと安心です。

80年代に忌野清志郎のツンツンヘアーにド派手なメイクと衣装、唯一無二のボーカルでヒットを連発し、思い切り盛り上がるライブで不動の地位を築いたRCサクセションは、もともと「ぼくの好きな先生」みたいなほんわかした歌で知られていましたが、70年代に永遠のラブソング「スローバラード」を発表して強烈な存在感を残しました。

清志郎の誰にも真似の出来ないボーカルで若者だけに許されるリアルかつ叙情的な恋愛を歌ったこの曲には、何年たっても古びない素晴らしさがあります。 カーラジオなんてもう若者は聴かないかもしれないし、クルマの中で彼女と一夜を過ごすこともないかもしれませんが、こんなシーンを歌うなんて素敵じゃありませんか。 なにはともあれ病気の影響など微塵も感じさせないボーカルを聴かせてくれた清志郎、待ってたぜベイベー!


シングル・マン RCサクセションシングル・マン RCサクセション
初期の名曲「スローバラード」を含む一時は廃盤になっていた幻の名盤。 ギンギンのロックンロールをやる前のアルバムで実は聴いたことないんですが、皆さん絶賛してます。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.3

「オウン・ウェイ」 フリートウッド・マック 1977年

2008-02-10

全世界でなんと三千万枚以上を売り上げたというモンスター・アルバム「噂」は、印象的なジャケットにヒット曲「ドリームス」をはじめ名曲揃いの名盤で、なるほど売れるだろうなという納得の出来です。 それにしてもいったいどれだけ儲かったのかなんて我々一般人はすぐ想像してしまいますね。

リンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスの加入でフリートウッド・マックは初期のブルース・ロック・バンドのイメージからガラリと変わってポップな世界を築き上げました。 このふたりは事実上の結婚生活を送っていたんですが「噂」発表当時には既に破局を迎えていたそうで、リンジー・バッキンガムの歌う「オウン・ウェイ」は壊れてしまった二人の関係を歌った曲です。

いい曲なんだけどバッキング・ボーカルのスティーヴィー・ニックスは、白いレスポールを弾きながら歌うリンジーを後ろから蹴飛ばしたいのを我慢していたのかもしれません。 「オウン・ウェイ」を意訳すれば「おまえのことはもう愛していないから勝手にしろ」っていう感じですから。 男女の仲は他人には分からないけどよくこんな内容の歌を発表したなと思います。


噂 フリートウッド・マック噂 フリートウッド・マック
ピンクフロイドの「狂気」、ピーター・フランプトンの「フランプトン・カムズ・アライブ!」と並んで一千万枚以上のセールスを記録したモンスター・アルバム。 名曲揃いで納得。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.3

「BOMBER」 山下達郎 1978年

2008-02-06

Tag : 山下達郎

黄色いジャケットからこちらを見てニッコリ微笑むのっぺり仮面。 顔と声が一致しないことではDJの小林克也と双璧だなと思った山下達郎ですが、二人とも才能がある点は共通しています。 思い切りファンキーな「BOMBER」を収めたアルバム「ゴー・アヘッド!」は、ソロになった達郎がありったけのセンスと気合いを込めて創り上げた名盤です。

洗練されたグルーブとメロディに日本語を乗せて歌う「BOMBER」は当時関西のディスコで大受けだったそうで、あいにくその頃大阪に住んでいながらディスコなど行く習慣がなかった僕はそんなことは知りませんでした。 ラジオか何かで耳にしてかっこいいけど誰の曲?くらいにしか思ってなかったんです。

80年代に入って彼が大ヒットを連発するようになってからそう言えば山下達郎だったと納得した次第ですが、作詞・作曲から歌・演奏・プロデュースまでなんでもこなす才能と、ポップスに対する愛情や音楽に対する頑固さこそ達郎が達郎たる所以です。 ちなみに「BOMBER」はアマチュアがカバーしようと思っても絶対うまくいかないと思うのでやめといた方がいいと思うけど。


ゴー・アヘッド! 山下達郎ゴー・アヘッド! 山下達郎
インパクト満点のジャケットと、センス満点の中身。 80年代以降は公私ともに大ヒットを連発した達郎が70年代に残した置き土産。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.3

「風を感じて」 浜田省吾 1979年

2008-02-02

Tag : 浜田省吾

独特の日本語ロックと胸に沁みるバラードの数々で人気の浜田省吾、僕も大好きです。 ず~っと変わらないヘアスタイルとサングラスに少し野太いボーカルがまた似合っていて、何年か前にテレビで放映された確かNHK制作のドキュメンタリーでは人柄の良さも伝わってきました。

「風を感じて」は彼にとって初めてのヒット曲でドライブの時に、出来ればオープンカーで聴くのが最高に気持ちいいポップなナンバーです。 カップヌードルのCMに使われたのがヒットのきっかけで、この頃珍しくテレビに出演して歌っている映像をYouTubeで見たことがあります。 この曲が収録されたアルバム「君が人生の時・・・」のジャケット写真とほぼ同じ格好で、ストラトキャスターを弾いてましたね。

その彼も1952年の生まれですから今年でもう56才。 吉田拓郎や矢沢永吉、奥田民生にポルノグラフィティーと多くの有名ミュージシャンを生んだ広島の出身です。 有名な「ON THE ROAD」ツアーなどライブに全力を注ぐ姿勢がかっこいい浜田省吾、サングラスをはずした普段の顔ってどんなんでしょう?


君が人生の時・・・ 浜田省吾君が人生の時・・・ 浜田省吾
何とも地味なジャケットだけど、爽やかな1曲目「風を感じて」はカップヌードルのCMに使われてヒットしました。 トレードマークのサングラスも似合ってます。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.3

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Author:music70s
1957年生まれ。
福岡県在住です。

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