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「愛を止めないで」 オフコース 1979年

2008-12-26

昨晩TBSで小田和正のライブ「クリスマスの約束」が放送されました。 毎年恒例のこの企画、いつも楽しみにしてます。 還暦を過ぎても衰えることのない美しい声は相変わらずで、観客に美人が多いのと泣いている人がいるのも相変わらずでした。 客席を走り回ったりマイクを向けて歌わせたり、じっくり彼の歌を聴きたいのにと思う人もいるでしょうが、まあライブならではの盛り上がりもあるし好きにやってもらったらいいんじゃないかと思います。

今年はどんなゲストが来てどんな曲をやるのかなと興味津々でしたが松たか子夫妻のステージ、仲良さげな雰囲気が伝わってきて良かったですね。 彼女の爽やかな歌声と上品な佇まいはやはり血筋なんでしょうか、たまたま才能があったとは思えません。 ご主人も今回初めて見ましたがいい奴みたいで納得しました。 さて、小田の曲の中ではどうしてもオフコース時代のレパートリーに惹かれるものがあるんですが、今回は2曲目に歌った「愛を止めないで」が始まると客席が皆笑顔になったのが印象的でした。

この曲は歌詞の中に"「眠れぬ夜」はいらないもういらない"という自虐的な?箇所があるんですが、全体的に甘い雰囲気たっぷりなのは「眠れぬ夜」も「愛を止めないで」も同様です。 硬派なロックファンやジャズファンなどに毛嫌いされそうな小田の歌詞は確かに冷静に読むとちょっと気恥ずかしくなるようなところがありますが、彼の場合メロディーと声の素晴らしさが詩を凌駕していると言っておきましょう。 逆に言えば彼の曲に重たく激しい詩は似合わないようにも思います。

小田和正は素晴らしい声で彼独自の世界を築き上げてきましたが、ファンからすればこの時期に聴くあの声そのものがまさにクリスマスの贈り物みたいなもので、また来年も楽しみにしています。 先のツアーで61才にして自転車に乗ってドームを疾走しながら歌う彼の姿は滑稽にも見えますが、やっぱり還暦過ぎたんだしやりたいようにやってもらえばいいんじゃないかと思います。


Three and TwoThree and Two オフコース
5人になっていよいよメジャーヒットを連発するようになったオフコース。 バンドとして広く認知されるようになりました。 小田の声がエレクトリックなサウンドにマッチするのはちょっと意外な感じがします。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.4

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「スーパースター」 カーペンターズ 1971年

2008-12-17

イントロを聴いただけで時と場合によってはホロリとしてしまうのがカレン・カーペンターの歌う「スーパースター」です。 カーペンターズがヒットを連発した70年代前半は洋楽ポップスが大好きで、「雨の日と月曜日は」のシングルも購入しましたがその後はハードロックへ興味が移って、いかにも育ちの良さそうな兄妹デュオからは遠ざかることになってしまいました。 だけど年を重ねるにつれカレンの歌声が素直に胸に染みるようになってきたのは、まっとうな大人として当然だと思ってます。

「スーパースター」はレオン・ラッセルとデラニー&ボニーのボニー・ブラムレットの共作で、ベット・ミドラーもカバーした名曲をさらにしっとりと歌うカレンのボーカルは素晴らしいの一言に尽きます。 クラリネットだかソプラノサックスだか、いきなり曲の世界へ引き込まれるイントロといい、シンプルで過剰になりすぎないバックコーラスやホーンなどのアレンジも秀逸で彼女の歌を見事に引き立ててますね。 良質なアメリカン・ポップスはハードな音楽や生活にちょっと疲れた時に聴くとホントに癒されます。

カレンはドラマーとしても優秀だったそうで、初めてドラムを叩く彼女の写真を見たときはビックリしました。 どの程度凄かったのかは僕にはわかりませんが、ボーカリストとしての才能がずば抜けていたのはあきらかで、歌が上手いとか凄いとかいう前にあの声そのものに讃辞を送りたいと思います。 栄光の後に悲劇が訪れたのは皆さんご存じのとおりですが、「スーパースター」を始め数々の名曲と共に生き続ける彼女の歌声は、これからも僕の中ではベストだろうと思いますね。


カーペンターズカーペンターズ
僕の最も好きな2曲「雨の日と月曜日は」「スーパースター」が収録されているだけで永遠の名盤認定です。 素直で深みのあるカレンの歌声は、いつも心を癒してくれますね。 何度聴いても素晴らしい。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.4

「悪魔を憐れむ歌」 ザ・ローリング・ストーンズ 1968年

2008-12-10

先月の「ザ・フー:アメイジング・ジャーニー」に続いて、ザ・ローリング・ストーンズの「シャイン・ア・ライト」を観に行ってきました。 映画館通いも久しぶりで、なんだかちょっと若返ったような気がしてます。 監督のマーチン・スコセッシはロックが大好きで、「ウッドストック」の助監督に始まってザ・バンドの「ラスト・ワルツ」、ボブ・ディランの「ノー・ディレクション・ホーム」も撮ってます。 だけど彼の映画を見るのは思い出してみたら95年の「カジノ」以来で、う~ん、そんなに見てなかったかなあ。

映画は本番ギリギリまでセット・リストも決まらない状況にイライラするスコセッシの様子に、一度きりのライブ(実際は二日間かけて撮影したそうです。)で納得のいく映像を撮るのは大変だなあというところから始まりますが、テレビでも流れていたライブがスタートする瞬間がなんともかっこよかったです。 ストーンズのメンバーたちもクリントン元大統領を始めやたらと多いゲストに開演前の挨拶をするのが大変で、彼らくらいの大物になると何をするにもいちいち大ゴトになるんですね。

「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」から始まったニューヨーク、ビーコン・シアターでのライブは、ほど良い大きさの会場を埋めたファンを熱狂させるというよりも大喜びさせているという雰囲気でした。 おなじみのアクションで観客を煽るミック・ジャガーは、若い頃とほぼ変わらぬスリムな体型でステージ狭しと動き回ります。 彼は男前でもないし足は短いし、だけどそんなのどうでもよくなるカリスマ性みたいなものを持ってますね。 ストーンズのメンバーは皆スリムだけど、ロックンローラーはやっぱりブクブク太ってちゃカッコ悪いです。

劇中いちばん盛り上がっていたのは「悪魔を憐れむ歌(Sympathy For The Devil)」で、扇情的なパーカッションのリズムがまさに曲のイメージにぴったりです。 僕もストーンズの中では大好きな一曲で「ギミー・シェルター」もそうですが、なんだか麻薬のような魔力を持っているように思えます。 クスリなんて最近の世情からちょっと話題にしづらいんですが、聴いているうちに酔ったような感覚になるのがこの曲の凄いところで、こういうグルーヴ感はストーンズにしか出せないと思います。

個人的にストーンズの曲で好きなものが60年代に集中していることもあって、70年代をテーマにしたこのブログに彼らが登場するのはまだ2回目なんですが、やっぱり大物は人を惹きつけるものを持ってますね。 キースがインタビューで、「ロニーも俺もヘタクソだけど、ふたりが組めば最強だ」と言ったのにはホォ~と思いました。 普段はあまり目立たないチャーリー・ワッツのドラムスも映画館の大音響の中、全編を通して気持ちよく響いていて、やっぱりこのオッサン達カッコイイなと思った次第です。


シャイン・ア・ライト ザ・ローリング・ストーンズシャイン・ア・ライト ザ・ローリング・ストーンズ
メンバー全員が60代なのに、パワー溢れるライブを聴かせてくれます。 ロック好きの爺さんマーチン・スコセッシもライブ感溢れる映像を残してくれました。 まだまだやりますね。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.4

「アイ・キャント・エクスプレイン」 ザ・フー 1965年

2008-12-04

Tag : ザ・フー

僕にとってザ・フーはボブ・ディランなどと同じく名前はもちろん、有名な曲は何曲か聞いたことはあるけど詳しくは知らない大物で、映画「トミー」や「ウッドストック」は見たけど残念ながらあまり印象には残っていませんでした。 ステージでギターやドラムセットを叩き壊すパフォーマンスに今ひとつ興味がなかったことと、最も有名な曲のひとつ「マイ・ジェネレーション」にも大きく心惹かれるものを感じなかったからでしょうか。

だけど映画「アメイジング・ジャーニー」を観に行ったらロック好きとしてはグイグイ引き込まれてしまって、まず"Bass"を"バイス"と発音するロジャー・ダルトリーのインタビューに、ああ、やっぱりイギリス人なんだなあと思いました。 アメリカではなくてイギリス、ここがまず肝心です。 僕も最初にロックの洗礼を受けたのはツェッペリンやディープ・パープルなどのイギリスのバンドで、その先駆者でもあるザ・フーには敬意を表さねばならんなあ、と。

映画が進むにつれて興味深かったのは共に破天荒で自堕落な生活がもとで死んでしまったリズム隊のふたり、キース・ムーンとジョン・エントウィッスルです。 絵に描いたような破滅型で落ち着きのない天才ドラマーと、直立不動でメロディアスなベースを弾くけどプライベートではやっぱり破滅型の名ベーシスト、ステージでの見た目は対照的でも死に方が同じとは。 特にキースは、もし友達だったら「お前大丈夫か?」と言ってやりたくなりますね。

結局いちばん印象に残った曲は彼らのデビュー曲「アイ・キャント・エクスプレイン」で、この曲はスコーピオンズもカバーしてました。 この頃は所謂モッズ・スタイルで売り出してたんですが、ピート・タウンゼントのシンプルなイントロやバックコーラスは何回聴いてもカッコイイですね。 映画を見終わっての感想は、楽器やアンプをぶち壊すステージといい、ドラッグでくたばってしまったメンバーといい、どう見てもギャングの親玉にしか見えない元マネージャーといい、やっぱりロックは不良の音楽だったんだなという事です。 彼らのようなバンドは同時代で体験してこそ、その凄さが分かるんでしょうね。


The Ultimate Collection The WhoThe Ultimate Collection The Who
ビートルズ、ローリング・ストーンズと並ぶ英国3大ロックバンドのひとつ、ザ・フーのロック魂溢れるベスト・オブ・ベスト。 僕と同じく彼らをよく知らない皆さんにおすすめです。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.4

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Author:music70s
1957年生まれ。
福岡県在住です。

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