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「オールド・ファッションド・ラブ・ソング」 スリー・ドッグ・ナイト 1971年

2009-04-29

ちょっと籠もったような音だけど感じのいいキーボードで始まる「オールド・ファッションド・ラブ・ソング」は、切なく美しいメロディーにうっとりしていると予想外のラグタイム風で明るい後半へと続くところが新鮮でした。 そもそもボーカル3人プラスバックバンドというスタイルが珍しかったんですがここが彼らの持ち味でもあり、曲中に「Comin' down in 3-part harmony」という歌詞が出てくるし、この曲を収めたアルバムのタイトルも「Harmony」です。

歌詞とアルバム名と彼らのバンド構成に共通点があるのは、意識してのことなのかそうでないのか不勉強にしてよく分かりませんが、あると考えるのが自然なんじゃないでしょうか。 スリー・ドッグ・ナイトはこの曲の他にも「喜びの世界」や「ブラック・アンド・ホワイト」「ワン」などのヒット曲を持っていますが、多くのバンドが自作曲を演奏する中、彼らは外部の作家たちの曲をヒットさせたところにその特徴があります。

「オールド・ファッションド・ラブ・ソング」はカーペンターズの「雨の日と月曜日は」や「愛のプレリュード」をロジャー・ニコルスと共作したポール・ウィリアムスの曲で、この人の写真を見ておお、この男か。と急に思い出してしまいました。 小柄で丸顔の彼は俳優もやっていて、確かロバート・レッドフォード主演の映画に出演していたのを見た記憶があるんですが、何という映画だったかもう忘れてしまいました。

僕の記憶違いだったのかネットで調べても分かりませんでしたが、映画のラストに近いところで群衆の中のひとりとして感じの悪い役柄でちょっとだけ出てたような。 スリー・ドッグ・ナイトよりこっちの方がなんだか気になってしまって脱線気味ですが、ポール・ウィリアムスが作った名曲と彼の容姿がどうも噛み合わなくてやっぱり気になります。 まあ人を見た目だけで判断してはいけませんが。


Harmony スリー・ドッグ・ナイトHarmony スリー・ドッグ・ナイト
ヒット曲を量産したスリー・ドッグ・ナイトが71年に発表したアルバムです。 タイトルはボーカル3人を擁した彼らを象徴しているようですね。 古き良きアメリカを思い出させてくれるグループじゃないでしょうか。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.4

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「瀬戸の花嫁」 小柳ルミ子 1972年

2009-04-22

Tag : 小柳ルミ子

"小柳類子"とは九州は博多を舞台にした長谷川法世の傑作青春マンガ「博多っ子純情」に出てくるヒロインで、主人公郷六平のガールフレンドの名前です。 物語は六平と親友の阿佐道夫・黒木真澄の3人組を中心に彼らの中学から大学時代までを描いて大いに笑わせ時にしんみりとさせ、いやあ本当に面白かった。 主人公の名前は福岡出身の歌手郷ひろみから、小柳類子は同じく福岡出身の小柳ルミ子から取っています。

宝塚音楽学校出身の小柳ルミ子は歌手になるために宝塚に入ったそうで、首席で卒業後は早々に引退して芸能界入りします。 現在人気の黒木瞳や真矢みき、天海祐希などと同じ道を早くから歩んできた訳ですが、デビュー曲「わたしの城下町」をいきなりヒットさせてその実力を認められました。 元々歌手志望だった彼女の声は微妙に割れたように聞こえるところに特徴があって、そこが歌の上手さに魅力を加えてました。

「瀬戸の花嫁」はポカポカした今の季節にぴったりの曲で、温暖な瀬戸内海を舞台に嫁入りする乙女の(表現が古くさいか。)心情を歌った名曲です。 日が暮れてゆく海が夕陽を受けてキラキラと光り輝いているのが目に浮かぶようで、こういう古き良き歌謡曲ってやっぱりいいなあと思います。 だって幼い弟がお嫁にいくお姉ちゃんに"行くな"と泣くんですよ。 情景が目に浮かぶ、これがいいんです。

小柳ルミ子はその後も映画などで活躍しますが、最近ときたまテレビで見る彼女は正直言ってう~ん、どうなんでしょうねえ。 せめてあの金髪はなんとかしてほしいと思うんですが、年下のダンサー大澄賢也との離婚後はどうもパッとしませんね。 そんな事はともかく、「博多っ子純情」は福岡出身のチューリップも同名曲を歌っていて、姫野さんのボーカルが泣かせてくれます。 数々のスターを輩出してきた福岡は見栄っ張りで目立ちたがりだけど情に厚い人たちが多くて、確かに物語が生まれそうな街だなと思いますね。


GOLDEN☆BEST 小柳ルミ子シングル・コレクションGOLDEN☆BEST 小柳ルミ子シングル・コレクション
この人も昭和歌謡史にその名を刻んだひとりでした。 「わたしの城下町」や「瀬戸の花嫁」など、デビュー当時の初々しさと歌の上手さが今も印象に残ります。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.4

「おそうじオバチャン」 憂歌団 1975年

2009-04-16

Tag : 憂歌団

唯一無二のボーカルといえば邦楽なら忌野清志郎がまず頭に浮かびますが、この人を忘れてました。 憂歌団の木村充揮です。 彼らの音楽はホットなアコースティック・ブルースと呼べばいいのか、キャラクター込みでインパクトのある木村のボーカルと、流麗な内田勘太郎のギターが2枚看板でした。 だけど内田のギターをコピーする人はいても、木村のボーカルは誰にも真似できませんね。

単に声が嗄れていればいいというものでもなくて、彼のオフィシャル・サイトに"天使のダミ声"と書いてあって笑ってしまいました。 歌っていないときの彼はこの人大丈夫かな?と心配したくなるような感じで、ひとたび歌い出せば聴く者を惹きつけて放さないけど、失礼ながら間違いなく役所や銀行に行くのは苦手な人じゃないかと思います。 (そうでなかったらスミマセン。)

75年のデビューアルバムにはこれぞ憂歌団のブルースという名曲「嫌んなった」の他に問題作「おそうじオバチャン」も収録されています。 この曲はタイトルそのままの内容なんですが、放送禁止処分を受けたその歌詞を改めて見てみるとなるほどかなり過激です。 だけどそう目くじらを立てるほどのものでもないと思うんですけどね。 彼らなりの明るいブルース・ロックで特定の職業婦人?を歌ったもので、掃除のおばちゃん達も笑い飛ばしてくれるんじゃないでしょうか。

首都圏あたりの育ちの良い婦女子などには「生理的にムリ。」という人もいるかもしれませんが、地元関西では昔から有名なバンドで、何と言っても彼らの真骨頂はライブにあります。 「パチンコ」や「胸が痛い」など、観客の熱い声援や暖かいヤジに応えてホットで時に切ない曲の数々を演奏する憂歌団のステージは、一度見ておくんだったと今頃になって後悔しております。


生聞59分 憂歌団生聞59分 憂歌団
やっぱり憂歌団はライブで聴くに限る。 ステイ・ウィズ・ユー・フォー・エバー(君といつまでも) を加山雄三が聴いたら何と言うか。 77年に発表された彼らのサード、初のライブアルバムです。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.4

「ショッキング・ユー」 ショッキング・ブルー 1971年

2009-04-09

♪ ズンズンチャッチャ・ズンズンチャッチャのヒット曲「ヴィーナス」については2年くらい前に記事にしたんですが、オランダが生んだポップ・グループ ショッキング・ブルーにはまだまだたくさん良い曲があります。 「悲しき鉄道員」や「悲しき恋心」などの"悲しき"シリーズも大好きなんですが、今回ご紹介する「ショッキング・ユー」も忘れられません。

マリスカのパンチの効いたボーカルが炸裂するこのナンバーは他のヒット曲とはひと味違っていて、ハーモニカのイントロから入ってハードなギターのリズムと同時に始まるコーラス、そして彼女のボーカルはビジュアルの強さと相まって迫力たっぷりです。 マリスカ・フェレスはどこかエリザベス・テイラーの演じたクレオパトラを連想させるところがあって、あのエキゾチックな美貌はジプシーの血を引いているんだそうです。

近年は「ロマ」と呼ぶそうですが、ジプシーとは元々エジプト人に由来する言葉らしくて、言われてみればなるほどマリスカはそういう系統の美人かなと思います。 明らかにアングロ・サクソン系とは違う彼女がどちらかと言うとウェットなメロディーの一連のナンバーを歌うところが、僕たち日本人にはインパクトがあったんじゃないでしょうか。 考え過ぎかもしれませんが。

「ショッキング・ユー」はもちろんマリスカのボーカルが最大のセールスポイントなんですが、バックのハーモニカやギターの間奏がまた印象的で、なんだか60年代を引きずっているような感じが個人的には気に入っています。 底抜けに明るいポップスとは違ったマイナーなメロディーラインこそが、ショッキング・ブルーの肝だと思いますね。


ショッキング・ブルーショッキング・ブルー
あらためて振り返ってみると本当にいい曲が多いですね。 ボーカルの紅一点マリスカ・フェレスの個性と、日本人好みのキャッチーなナンバーの数々でインパクトのあるグループでした。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.4

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Author:music70s
1957年生まれ。
福岡県在住です。

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