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「ステイン・アライブ」 ビー・ジーズ 1977年

2009-09-29

映画「サタデー・ナイト・フィーバー」で大ブレイクしたジョン・トラボルタが、長い低迷期を経てタランティーノの「パルプ・フィクション」にふたまわりくらい太って、しかも悪役で登場したのはインパクトがありました。 その後も「ブロークン・アロー」や「フェイス・オフ」、そして現在公開中の「サブウェイ123激突(ひどい邦題・・・。)」と、完全に悪役を自分のものにしましたね。

さて、「サタデー・ナイト・フィーバー」は確か学生のときに観に行ったはずなんですが、肝心の内容は完全に忘れてしまってます。 覚えているのはトラボルタのキメポーズと、バックに流れるビー・ジーズの曲だけで、「メロディ・フェア」のイメージをガラリと覆すファルセット・ボイスのボーカルはある意味衝撃的でした。 美しいメロディーとハーモニーが売り物だったはずの彼らがまさか、と思ったんですね。

それでもリフが印象的な「ステイン・アライブ」は、あらためて聴いてみると不思議と体がリズムに乗ってしまう曲ですね。 いったいどこからあんな声が出るのかと思うようなボーカルが一部分だけではなく全編を通して続くんですが、聴いているうちに最初の違和感が消えてくるのは巧みなアレンジのせいもあるんでしょうけれど、如何にもディスコといった前ノリのリズムに飲み込まれてしまうんでしょうか。

僕が知らなかっただけでビー・ジーズのアルバムの総売上枚数は全世界で2億5千万枚以上、まさにスーパー・グループです。 長身でハンサムなバリー・ギブと双子の弟モーリスとロビン、ここになぜ末弟のアンディが参加しなかったのかなと思ってたんですが、年齢が離れすぎていたからだとか。 彼はソロでデビューして成功したものの30才の若さで亡くなってしまいました。 モーリスも2003年に亡くなって、もうビー・ジーズを名乗って活動することはないそうです。

今年11月には結成50周年を記念して、ギブ4兄弟それぞれの楽曲を収録した4枚組ボックスセット「ミソロジー」がリリースされますが、ここで兄弟勢揃いするというのは残ったバリーとロビンにとって感慨深いものがあるでしょうね。


サタデー・ナイト・フィーバーサタデー・ナイト・フィーバー
世界中にディスコ・ブームを巻き起こした映画のサントラ。 グラミー賞も獲得して3,000万枚以上売れたそうです。 ビー・ジーズのイメージもガラリと変わりました。 煌くフロアに君臨するトラボルタの雄姿を見よ!

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.5

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「メリー・ジェーン」 つのだ☆ひろ 1971年

2009-09-22

先日たまたま本屋で手に取った Rhythm & Drums magazine につのだひろのインタビューが掲載されていて、大変興味深く読ませていただきました。 やっぱりプロなんですねえ。 だけど唯一知っている「メリー・ジェーン」について書くのは、フランク・シナトラの「マイ・ウェイ」をカラオケで歌うみたいで、ちょっと気恥ずかしいと言いますか。

80年代の初めにもう名前は忘れてしまったけど渋谷にオープンしたかなり大きなライブハウスで一度だけ彼のライブを観たことがあるんですが、お目当てはもちろん誰もが知る名曲「メリー・ジェーン」です。 ステージが始まって何曲めだったか、いよいよこの曲に入って僕もおお、来たか!とワクワクしてしまいました。

ギターは確か山岸潤史、彼のギター・ソロが始まった途端、隣の席にひとりで見に来ていた奴が突然苦悶にも似た恍惚の表情を浮かべて両手がギターを弾く形になったのには驚きました。 そう言えばボズ・スキャッグスのライブでも「Jojo」が始まった途端、同じ列でこれもひとりで見に来ていた女の子がいきなり立ち上がって踊りだしたのにはびっくりしました。

あそこまでのめり込めるとはある意味羨ましいなとも思いますが、気が弱い僕にはとても無理です。 そんな事はともかく、つのだひろはトークも巧みで、途中エッチな小話を挟んで客席を爆笑させていたのが印象に残っています。 そんな彼ももちろん音楽には真摯に取り組んでいて、かなり前からドラム・クリニックで若い世代に教えることや伝えることに力を入れているようです。

「知らないことはできないし、うまくいかないのは慣れていないからだ」そうで、なるほどこれは別にドラムや音楽だけに限ったことではないですね。 あの体形と笑顔は教えることにも向いていそうだなと思います。


つのだ☆ひろRhythm & Drums magazine 2009年10月号
【アーティスト特集】 ジャズ、ロック、ファンク ・・・ 天下の“何でもあり”ドラマー!!! つのだ☆ひろ (付録CD付き) この人も還暦を迎えました。写真からも人柄が伺えますね。

「孤独のメッセージ」 ポリス 1979年

2009-09-16

Tag : ポリス

「孤独のメッセージ(Message in a Bottle)」っていうタイトルがまずいいですよね。 どこの誰が読んでくれるとも知れない手紙をボトルに詰めて海へ流さずにいられない心情。 都会に住んでいようが絶海の孤島にひとりきりだろうが、人間孤独に苛まれるのはつらいよなあ。 そしてこの曲を最小編成の3人でソリッドにシャープにやるのがまたいいなと思います。

若い頃のポリスのメンバー達を見ると、ボーカルのスティングをはじめ皆かっこいいですね。 従来のスリーピースのロックバンドはクリームやベック・ボガート&アピスなどまずテクニックが前面に出て聴き手を圧倒するところがありましたが、ロックの黄金時代が終焉を迎えつつある頃に登場したポリスは各メンバーのテクニックに加えてレゲエのリズムを取り入れたところも斬新だったし、なんといっても見た目で従来のスリーピースバンドを凌駕してます。

デビュー当時は"パンクにしちゃ上手い"とか言われたこともあったそうですが、ベースを弾きながらちょっと枯れた声で歌うスティングの個性は際立っていたし、「孤独のメッセージ」で印象的なリフを引くアンディ・サマーズのギターと、派手ではないけど楽曲を引き立てるスチュワート・コープランドのドラムスは独特の厚みと広がりを加えてました。 これを素人がやろうとすると、悲しいくらいスカスカになってしまうのは間違いありません。

この曲は前ノリのリズムがなんだか焦燥感を煽るような感じがしてそこがロックな雰囲気でいいなと思うんですが、作詞作曲を手掛けたスティングはソロ活動を始めるとだんだん作品が内省的な方向に向かってるようで「テン・サマナーズ・テイルズ」を最後に聴かなくなってしまいました。 僕が好きなのは尖がったイメージでかっこいいスティングで、要するにポリスというよりは彼がいたポリスが好きだったのかもしれません。


白いレガッタ白いレガッタ
モノクロのシンプルなジャケットに削いだようなシェイプの3人の若者。 かっこいいですねえ。 キリキリするような寂しさが心に刺さる「孤独のメッセージ」、浮遊感のある「ウォーキング・オン・ザ・ムーン」など。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.5

「タイム」 ピンク・フロイド 1973年

2009-09-10

プログレッシブ・ロックというとちょっと身構えて聴かなきゃいけないような、小難しくて高尚なイメージもあるかと思います。 3分で終わる分かりやすくてイントロやサビの部分で盛り上がれるポップスとは対極に位置するのかもしれませんね。 ただそんなジャンル分けもあとから出来上がっただけのことで、スピーカーから飛び出してくる音に素直に耳を傾ければ、ロック好きの心はいつでもときめきます。

所謂プログレはあまり聴いたことがないんですがこの「狂気」だけは別で、いやあやっぱり何回聴いてもいいですね。 ピンク・フロイドのメンバー達に「俺たちはプログレをやってるんだぜ」という感覚があったかどうか分かりませんが、間違いなく凄いものを創ろうとしているんだっていう自覚はあったんじゃないでしょうか。 イントロの「Speak To Me」からラストの「Eclipse」まで、スケールが大きくて想像力を刺激する世界を堪能できます。

なかでも白眉は「Time」から「The Great Gig In The Sky」へと続くところで、特にドラムスが空を駆け巡るようなイントロからデヴィッド・ギルモアのボーカルが入るところがたまらなくかっこいい「Time」は一番のお気に入りです。 ギターとボーカルこそがロックの華と決めている僕はロジャー・ウォーターズよりもギルモアが好きで、彼の声やギターのトーンがやっぱり好きです。

この曲のイントロはギルモアのボーカルの為にあり、彼のボーカルはドラムスと同じく空を駆け巡るようなギターソロの為にあるんじゃないかと思えるくらい見事な盛り上げ方で、更に「Time」はスキャットが印象的な続く「The Great Gig In The Sky」の為にあるようで、畳み掛けるような構成が聴くものを圧倒します。 コンセプト・アルバムとしての完成度の高さはセールスの結果が証明していますね。

文字通りのモンスター・アルバムは現在も売れ続けていますが、リック・ライトが亡くなってしまった今、「狂気」を発表した当時のメンバーが揃ったところをもう見る事ができないのは残念です。


狂気Dark Side of the Moon 狂気
文句なしでピンク・フロイドの最高傑作だと思います。 タイトル・ジャケットそしてもちろん内容も。 アルバム全体にどっぷり浸って楽しめる至福のひと時がここにありますね。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.5

「愛を与えて」 デイヴ・メイスン 1974年

2009-09-01

デイヴ・メイスンの2枚組みLP「ライヴ~情念」は、70年代に発表されたライブ・アルバムの中でも記憶に残る傑作となりました。 自作の曲だけではなくボブ・ディランの「All Along The Watchtower」やイーグルスの「Take It To The Limit」など自分の気に入った曲を遠慮なく取り上げて、気持ち良さそうにプレイする姿が目に浮かぶような名盤です。

いい曲が目白押しのこのアルバムの中でどの曲にしようか迷ったんですが、今回はサビの部分のコーラスが素敵な「愛を与えて」を紹介したいと思います。 原題は「Show Me Some Affection」で邦題のセンスはいまひとつですが、"affection, direction, connection"と韻を踏んだ歌詞と綺麗なコーラスが印象に残るナンバーで、デイヴ・メイスンの渋い声がまたこの曲によく合うんです。

僕の好みもあるんでしょうが、彼のソングライターとしての才能が優れているのは間違いないと思います。 にもかかわらずライブで嬉々として他のミュージシャンの曲を演奏するのは、いいものはいいし、好きなんだからいいでしょ?という彼の拘らない(たぶん)性格が表れているようで面白いですね。 以前にも書きましたが、実力ほどに評価されていないような気がするのは、このあたりにも原因があるんでしょうか。

ただ、本人はスターになれなくとも、好きな音楽をやってればそれでOKなのかもしれません。 あくまで勝手な推測ですが、「ライブ~情念」のジャケットでギターを弾いている彼の表情を見ているとなんだかそんな気がしてきます。 この髭面と人懐っこそうなタレ目、そしてイギリス人らしい濃い~眉毛。 う~ん、この人の歌とギターと見た目、3点セットで好きです。


ライブ~情念~ライブ~情念~
トラフィック時代の名曲「フィーリン・オールライト」に始まってノリノリのラスト「ギミ・サム・ラヴィン」まで、まさに捨て曲なしの傑作ライブ・アルバム。 ジャケットのデイヴ・メイスンもいい味出してます。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.5

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Author:music70s
1957年生まれ。
福岡県在住です。

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