「カナダからの手紙」 平尾昌晃&畑中葉子 1978年

2010-01-26

もうすぐ始まる冬季オリンピックの開催地はカナダのバンクーバーですが、カナダと言えば何故か手紙が頭に浮かんできて、今回は「カナダからの手紙」です。 平尾昌晃は歌手として成功した後作曲家としても大活躍、このブログで取り上げた曲だけでも「グッド・バイ・マイ・ラブ」「よこはま・たそがれ」、それに「瀬戸の花嫁」と3曲ありました。 伊東ゆかりが歌った「恋のしずく」なんかも良かったですね。

その彼が教え子の畑中葉子とデュエットで歌ってヒットしたのが「カナダからの手紙」です。 当時平尾昌晃は40才、畑中葉子は18才で、年の差カップルが歌う正統派歌謡曲はタイトルの妙なインパクトもあって注目を集めました。 なんでカナダ?なんでまた平尾昌晃が?この女の子だれ?という感じでしょうか。

作曲家自ら歌ってヒットした曲と言えば森田公一とトップギャランの「青春時代」も思い出しますが、いわゆるシンガー・ソングライターの歌とはちょっと違って、なんと言いますかベタッとした味わいがありました。 昭和そのものと言いますか。 平尾さんは昭和の男前、畑中さんも昭和の薫りプンプンで、彼女がその後日活ロマンポルノへと転身したのには驚きましたが。

しかし改めて「カナダからの手紙」を聴いてみると ♪息が止まるようなくちづけを~ というサビの部分、歌詞とシンクロして秀逸な出来栄えですね。 ゾクッとくるようなメロディーラインは、さすがはプロの作曲家。 畑中葉子が最初のソロパートで ♪どんなに楽しい旅でしょう~ と歌いだす部分はやっぱり若いんだなと思わせる声ですが、あの声の出し方こそが彼女の特徴だと思います。

会社の飲み会で部下の女の子とこの曲を歌おう、なんていう方がいらしたら、自戒の意味も込めて「セクハラ!」とか言われないよう日頃の立ち居振る舞いに気を付けましょう。


畑中葉子 Golden☆Best畑中葉子 Golden☆Best
後ろから前から」「もっと動いて」「左手で愛して」など、クラクラするタイトルがいっぱい。 だけど歌の上手さには改めて感心しますね。 現在はカラオケサークルを主催されているようです。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.5

「ラウンドアバウト」 イエス 1971年

2010-01-17

Tag : イエス

例えばピンク・フロイドとイエスのどちらが好きかと言われたらピンク・フロイドと答えるのは、ギタリストに興味があって見た目にもこだわっていた自分としてはスティーヴ・ハウの外見や彼の使うギターがどうも好みではなかった事と、やや甲高いジョン・アンダーソンのボーカルも今ひとつ好みではなかったからでしょう。

テクニックのあるバンドだと言う事は分かっていても、ロジャー・ディーンの手になる一連のジャケットは気に入っていても、若い頃の自分は視野が狭いことや好みが偏っていることなどまったく気にしていなかったので(大袈裟か?)、結局イエスのアルバムはほとんど聴かずじまいでした。

だけど才能のある連中が残したものの中には自分の好みにズバリ飛び込んでくる曲もあって、「ラウンドアバウト」はいいですねー。 イントロのギターの音から彼らの世界に引き込まれていくようで、スティーヴ・ハウ先生、さすがです。 クリス・スクワイアの走り回るベースもかっこいいし、8分を超える大作ですが最後まで緊張感を保ちつつ楽しめるナンバーです。

本作からバンドに加入したリック・ウェイクマンについては、元々キーボード・プレイヤーにあまり興味が無かったこともあって"髪の長い人"くらいの認識しかなかったんですが、曲の後半に聴くことのできるちょっとファンキーなプレイはやっぱりかっこいいです。 まあイエスについて語るほどのものを持ってないんだなというのは今回再確認した次第だけど、まずジャケットありきでそれから中身を楽しむのもいいかな、なんて考えてます。


Fragile イエスFragile イエス
大ヒットしたタイトル曲始め、ジョン・レノンのソロ・キャリアの中でも人気の1枚。 このジャケットにふわぁ~っとした何とも言えない気分になります。 「ジェラス・ガイ」や「オー・マイ・ラブ」などの名曲収録。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.5

「虹と雪のバラード」 トワ・エ・モワ 1971年

2010-01-10

夏季オリンピックに比べるとどうしても地味な印象は拭えませんが、カナダのバンクーバーで開催される冬季オリンピックまであと1ヶ月、それなりに盛り上がった長野からもう12年、だけど一番思い出に残っているのは何と言っても1972年の札幌オリンピックです。

スキージャンプ70m級で笠谷・金野・青地の3人がメダルを独占するという快挙を達成し、フィギュアでは"銀盤の妖精"ジャネット・リンがにこやかに舞い、あれは面白い一大イベントでした。 そしてこの大会のテーマ曲となったのが、トワ・エ・モアの「虹と雪のバラード」でした。

小学校の6年生、ちょっとだけ大人の世界も視野に入ってきた頃にヒットした「或る日突然」で二人の事を知ってはいましたが、この曲は白鳥さん(当時は山室さんです)の美しいボーカルで始まり「誰もいない海」と「空よ」は二人で一緒に歌い出し、「虹と雪のバラード」は生真面目そうな芥川さんのボーカルで始まります。 このあたりがデュオを聴く時の楽しみのひとつでもありますね。

改めて読み返してみれば夢と希望を感じさせる絶妙な歌詞と、二人の爽やかな歌声はオリンピックのテーマ曲に相応しいものでした。 そして超絶技巧やタイムだけを競うのではなく、尻餅をついても悪びれない素敵な笑顔を見せてくれたジャネット・リンに象徴されるように、昔のオリンピックって今よりももっと優雅で柔らかい一面があったような気がします。

体操のチャスラフスカもそうだったけど、スポーツには勝ち負けだけではない、見るものを魅了する美しさがあります。 世界中から様々な競技の選手たちが集まり、大会を支えるスタッフ達や大勢の観客が集まり、たくさんのシーンを彩るテーマソングがそのバックに流れていたら素敵ですよね。


Toi et Moi(トワ・エ・モワ)Golden☆BestToi et Moi(トワ・エ・モワ)Golden☆Best
大ヒットしたタイトル曲始め、ジョン・レノンのソロ・キャリアの中でも人気の1枚。 このジャケットにふわぁ~っとした何とも言えない気分になります。 「ジェラス・ガイ」や「オー・マイ・ラブ」などの名曲収録。

「70年代思い出の名曲」でおすすめしたアルバム Vol.5

Google Ad.




プロフィール

Author:music70s
1957年生まれ。
福岡県在住です。

カテゴリ

最新記事

最新コメント

シンプルアーカイブ

リンク

ミュージック・スタイル

音楽関連サイトリンク集
音楽関連サイトリンク集 MUSIC-STYLE

J-Total Music

無料歌詞検索エンジン

バンドスコア

ベスト・オブ・アメリカン・ロック【ワイド版】

RSSリンクの表示

ご訪問ありがとうございます。

My name is Nipper.

♪ Life is very short and ...