「サーカス&サーカス」 甲斐バンドライヴ !! 1978年

2015-02-28

学生の頃に下宿仲間が持っていたレコードを聴かせてもらって一発で気に入ったのがこのアルバムです。 1曲めの『きんぽうげ』の哀愁を帯びたロックテイストに痺れて、あとは名曲てんこ盛りのライヴで最後まで引っ張っていくカッコ良さ。

全体を通して楽しめるのは甲斐よしひろの『歌』で、この人の曲は詩とメロディー、そして適度にハスキーなあの声が共に味わえるのがいいところです。 ノリが良いロックだけではなく、叙情的でリスナーの心の琴線に触れる曲がたくさんあるのがいいですね。

彼は若い頃からプロデューサー的思考を持って音楽に取り組んできたのだそうで、「売れなきゃダメ」でその通り売れるバンドになりました。 この人はテレビやラジオに出てきた時はよく喋りますが、それだけ言いたいことがたくさんあるんでしょうね。 人に伝えたいことが無くなってしまっては表現者としてはお終いですから、まあいいんじゃないでしょうか。


サーカス&サーカス「サーカス&サーカス」 甲斐バンドライヴ !!
ライヴバンドの本領を発揮した名盤。 名曲揃いでオープニングの『きんぽうげ』のディストーションの効いたギターのカッティングからしてもうかっこいいです。 この後に『HERO』が大ヒットしてメジャーなバンドへと成長していきます。

「黒船」 サディスティック・ミカ・バンド 1974年

2015-02-18

今でも活躍しているベテラン・ミュージシャン達の若き日を辿って行くとだいたいどこかで繋がりがあって、「黒船」当時のサディスティック・ミカ・バンドはリーダーに加藤和彦、ドラムに高橋幸宏、ベースに小原礼(奥さんは尾崎亜美)、ギターに高中正義という豪華メンバー。 60年代に洋楽を聴いてプロになった人達はまだ少なくて、それだけ業界も狭かったということなんでしょうか。

プロの中には楽器や歌が上手いだけではなく、早くから多彩な才能を発揮する人もいて、"プロデュース"や"PAシステム"という概念を日本に持ち込んだのは加藤だそうで、「黒船」をインストゥルメンタルも交えたコンセプト・アルバムにしたのも彼らしいなと思います。 その中でもやはり爽快なのはかっこいい日本語ロックの「タイムマシンにおねがい」ですね。

イントロ一発で体がリズムを刻みだす、これこそがロックの醍醐味で、「悲しくてやりきれない」を作曲した人からこういう曲も出てくるのが面白いところで、引き出しの多さが優秀なプロデューサーとしても才能を発揮することになるわけです。

その加藤和彦が生涯で手がけた楽曲は数知れず、やるべきことはやり尽くしてしまったという達成感とはまた別の感情が湧いていたのかもしれません。


「黒船」「黒船」 サディスティック・ミカ・バンド
学生フォークでデビューした加藤和彦が強力メンバーを率いて日本のロック界にインパクトを与える名盤を残しました。 「タイムマシンにおねがい」のミカのボーカルは曲にマッチしてて悪くないなと思います。

カルメン・マキ&OZ 1975年

2015-02-07

カルメン・マキは僕達の世代には懐かしくても若い人たちにはあまり知られていないでしょうね。 僕もカルメン・マキ&OZ時代の彼女しか知らないのですが、短い期間に残したアルバムがどれも好みで、今でも彼女は僕にとって日本最高の女性ロック・シンガーです。

ファースト・アルバムには有名な「私は風」が入っていてこの曲だけは聴いたことがある(カバーで?)という方はいらっしゃるでしょう。 だけど全6曲なのにその内容の充実ぶりは素晴らしく、日本のロックバンドもなかなかやるなあと思いました。 ボーカルはもちろん、「イメージ・ソング」のソロなど春日博文のギターも好きでしたね。

彼女自身の選曲によるデビュー45周年を記念して発売されたオールタイム・ベストアルバム『Good Times,Bad Times~History of Carmen Maki~』にも、このアルバムのトップを飾る「六月の詩」とラストを締める「私は風」が収録されていますが、OZ時代以外のキャリアのほうが長くて今でも現役のカルメン・マキのツイッターを覗いてみたら、主義主張のはっきりした人だなという印象です。

途中ちょっと寄り道をしてしまった時期もありましたが、けっしてメインストリームを歩き続けるタイプのアーティストではないんだなと。 還暦を過ぎた現在では当時の美貌は望むべくもないけれど、若い頃に舞台の世界に飛び込んで以来、きっと自分の道を歩き続けてきたんじゃないかなと想像してます。


「カルメン・マキ&OZ」カルメン・マキ&OZ
今の時代にはヘヴィー過ぎるかもしれないけどこれぞ日本のロック。 パワフルなシャウトもいいけれど、歌の上手さは静かなパートでも際立っています。 ファーストシングルは「午前1時のスケッチ」でした。

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プロフィール

Author:music70s
1957年生まれ。
福岡県在住です。

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