「ライフズ・ビーン・グッド」 ジョー・ウォルシュ 1978年

2008-07-15

ジョー・ウォルシュがアメリカの大統領選に出馬しようとしたというのはこのブログを書き始めてから知ったことなんですが、なんだか納得いってしまうのがこの男の人徳?なんでしょうか。 本気なんだか冗談なんだか、ドクター中松みたい。 イーグルス加入以前の彼のことは不本意ながらまったく知らなくて、名盤「ホテル・カリフォルニア」でちょっとギャリギャリした音のハードなギターを弾くヤツだな、という感想でした。 このギターの音こそが彼の個性のひとつでもある訳ですよね。

なんとなくユーモラスでセンスのいいジャケットからして爽快かつ人を喰ったような雰囲気のある名盤「ロスからの蒼い風」の最後を飾る彼の代表曲「ライフズ・ビーン・グッド」は、ロック好きのハートをギュッと掴むハードなギターのリフから一転して気持ちのいいカッティングへ、そこからさらにガラッと雰囲気を変えてレゲエ調に転ずるところが彼の掴み所のない個性を象徴しているようで面白い。 ステージでこの曲を演奏すればまさに観客は彼のプレイに釘付け、天上天下唯我独尊は言い過ぎか、あまり周りを気にしてなさそうなところがいいですね。

個性的なのは外観も同様で、酔っ払うと真っ赤になりそうな独特の形をした鼻と、ヒゲの似合う男らしい風貌がまた素敵です。 ちなみにあの鼻の形は名優ウォルター・マッソーに似ていますね。 彼はロックの全盛期が終わろうとしていた70年代の後半、ほぼ成熟していたイーグルスに新しい風を吹き込んだものの、バンドは急速に終焉へと向かいます。 ひょっとしたら彼もイーグルスのオリジナルのメンバーたちも閉塞感を感じていたのか、ジョーのソロ・アルバムで吹っ切れたようなウェストコースト・ロックを聞かせてくれました。 思うに彼の変に内に篭らない性格が、仲間にとってのオアシスみたいな存在だったのかもしれませんね。


ロスからの蒼い風 ジョー・ウォルシュロスからの蒼い風 ジョー・ウォルシュ
このアルバムを取り上げるのは2回目ですが、ちょっと悲しげな雰囲気もあった「ホテル・カリフォルニア」とは違って、ジョー・ウォルシュらしい気楽なアメリカン・ロックが爽快です。

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Author:music70s
1957年生まれ。
福岡県在住です。

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