「裏切りの街角」 甲斐バンド 1975年

2008-08-03

Tag : 甲斐バンド

昨年12月に一夜限りの復活ライブを行った甲斐バンドが、この秋に解散以来22年ぶりの全国ツアーをスタートするそうです。 名付けて "甲斐バンド BEATNIK TOUR 08-09 THE ONE NIGHT STAND"。 おお、カッコイイ! 元々ライブに定評ある彼らですが、年を重ねた今どんなステージを見せてくれるんでしょうか。 同じく昨年12月、ロンドンはO2アリーナで行われた一夜限りの復活ライブが絶賛されたツェッペリンに負けないパフォーマンスを期待したい。 なんといってもロッカーは年齢に関係なく元気ですからね。

彼らには「オープニングのこの曲でその日のライブの調子がわかる」と甲斐よしひろが語っていた、イントロのギターのカッティングが印象的な名曲「きんぽうげ」みたいに観客を煽るようなロックもあれば、いまだにちょっと納得がいかない「HERO」のようなコマーシャルな曲もあります。 だけど甲斐バンドが、というよりは甲斐よしひろが素敵なのは、デビュー曲の「バス通り」や続く「裏切りの街角」のようなフォークでもなければロックでもない、哀愁漂う胸に沁みる歌を書けるところにあると思います。

セカンド・アルバムに収められた「裏切りの街角」は、オリジナリティー溢れるメロディーに乗せた歌詞の中に"五月雨"や"プラットホーム"、"発車のベル"など、まず今では出てこない言葉や風景が出てきます。 つらい別れを描いた曲なんですが、悲しい雨が降るのは冷たい冬ではなく暖かい季節であるところに彼の非凡なセンスを感じます。 ロックだろうがなんだろうが、どんな歌を歌ってもどこか切ない、胸がキュンとなる雰囲気を持っていることが甲斐よしひろ最大の持ち味だと思うんですが、どうでしょう。


英雄と悪漢 甲斐バンド英雄と悪漢 甲斐バンド
ライブで盛り上がる「ポップコーンをほおばって」から始まって気だるい「東京の冷たい壁にもたれて」へ。 憂いと翳のある独特の日本語ロックを展開した甲斐バンド初期の傑作。 名曲「裏切りの街角」収録。

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