「アイ・キャント・エクスプレイン」 ザ・フー 1965年

2008-12-04

Tag : ザ・フー

僕にとってザ・フーはボブ・ディランなどと同じく名前はもちろん、有名な曲は何曲か聞いたことはあるけど詳しくは知らない大物で、映画「トミー」や「ウッドストック」は見たけど残念ながらあまり印象には残っていませんでした。 ステージでギターやドラムセットを叩き壊すパフォーマンスに今ひとつ興味がなかったことと、最も有名な曲のひとつ「マイ・ジェネレーション」にも大きく心惹かれるものを感じなかったからでしょうか。

だけど映画「アメイジング・ジャーニー」を観に行ったらロック好きとしてはグイグイ引き込まれてしまって、まず"Bass"を"バイス"と発音するロジャー・ダルトリーのインタビューに、ああ、やっぱりイギリス人なんだなあと思いました。 アメリカではなくてイギリス、ここがまず肝心です。 僕も最初にロックの洗礼を受けたのはツェッペリンやディープ・パープルなどのイギリスのバンドで、その先駆者でもあるザ・フーには敬意を表さねばならんなあ、と。

映画が進むにつれて興味深かったのは共に破天荒で自堕落な生活がもとで死んでしまったリズム隊のふたり、キース・ムーンとジョン・エントウィッスルです。 絵に描いたような破滅型で落ち着きのない天才ドラマーと、直立不動でメロディアスなベースを弾くけどプライベートではやっぱり破滅型の名ベーシスト、ステージでの見た目は対照的でも死に方が同じとは。 特にキースは、もし友達だったら「お前大丈夫か?」と言ってやりたくなりますね。

結局いちばん印象に残った曲は彼らのデビュー曲「アイ・キャント・エクスプレイン」で、この曲はスコーピオンズもカバーしてました。 この頃は所謂モッズ・スタイルで売り出してたんですが、ピート・タウンゼントのシンプルなイントロやバックコーラスは何回聴いてもカッコイイですね。 映画を見終わっての感想は、楽器やアンプをぶち壊すステージといい、ドラッグでくたばってしまったメンバーといい、どう見てもギャングの親玉にしか見えない元マネージャーといい、やっぱりロックは不良の音楽だったんだなという事です。 彼らのようなバンドは同時代で体験してこそ、その凄さが分かるんでしょうね。


The Ultimate Collection The WhoThe Ultimate Collection The Who
ビートルズ、ローリング・ストーンズと並ぶ英国3大ロックバンドのひとつ、ザ・フーのロック魂溢れるベスト・オブ・ベスト。 僕と同じく彼らをよく知らない皆さんにおすすめです。

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Author:music70s
1957年生まれ。
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