「いとしのレイラ」 デレク&ザ・ドミノス 1970年

2009-01-12

前回取り上げたジェフ・ベックとエリック・クラプトンの来日がたまたま重なるからというので、来月ギターの名手ふたりの共演が日本で実現することになったそうです。 いったいどんなステージになるのか楽しみですが、お互いベテランなのでリラックスしたムードになるんじゃないでしょうか。 白熱のギター・バトルを期待するよりも、同じステージに彼らが立つことを楽しめばいいんだろうと思います。

エリック・クラプトンがクリームとブラインド・フェイスを経ていいかげん疲れた頃に出会ったのがアメリカ南部のミュージシャン達で、その中にはオールマン・ブラザーズ・バンドのデュアン・オールマンもいました。 当時クラプトンは25才、オールマンは24才、既に名演の数々を残していたふたりはまだこんなに若かったんですね。 70年に発表された名盤「いとしのレイラ」でのクラプトンはギターはもちろんボーカルにも冴えを見せてくれました。 スライド・ギターの名手にギターを任せてもいいや、という気持ちもあったのかもしれません。

有名なイントロから始まる「いとしのレイラ」は、(ああ、俺は友達の嫁さんを好きになっちまった・・・!)という切なく苦しい胸の内をぶちまけたような激しい前半から一転してこれはいかなる心境の変化か、後半のピアノが美しいインストゥルメンタル・パートへと続きます。 7分あまりの長い曲ですが、実際は後半のパートの方が少し長いんですよね。 実は彼女の気持ちが自分の方へ傾いてきてたのが分かってたりして。 ジョージも人がいいというのか、奥さんを取られたにもかかわらずその後も友情が続いたのはやっぱり彼の人柄なんでしょうか。

その後「いとしのレイラ」はエリック・クラプトンの代名詞のような曲になって、ライブでもこれをやらなきゃファンは満足しないようなところがあるのかもしれません。 僕も一度だけ大阪でライブを見たことがあるんですが、やっぱりアンコールはこの曲でした。 もちろん客席は盛り上がりましたが、ミュージシャンの中には同じ曲ばかり演奏するのはウンザリだという人もいるかと思います。 それでも現在に至るまでレイラを何度も歌うのは、この曲に対する彼の思い入れが感じられるような気がしてます。


いとしのレイラ デレク&ザ・ドミノスいとしのレイラ デレク&ザ・ドミノス
前衛芸術風?の印象的なジャケットと名曲の数々で、エリック・クラプトンの代表作としてロック史に燦然と輝く名盤。 デュアン・オールマンはじめパートナーにも恵まれました。

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Author:music70s
1957年生まれ。
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