「キラー・クイーン」 クイーン 1974年

2009-05-25

Tag : クイーン

「キラー・クイーン」はクイーンにとって初のメジャー・ヒットとなったナンバーで、わずか3分ほどの短い曲の中にまさに彼らにのみ可能なユニーク(唯一の・極めてまれな・独自の・・・etc.)な世界が展開されています。 元々クイーンを好きになったのはフレディ・マーキュリーのボーカルよりもブライアン・メイの"レッド・スペシャル"から放たれる音が気に入ったからですが、この曲は案の定フレディの作品なんですね。

ブルースに根ざした王道を往くロックではなく、フィンガー・スナップから入るメロディーはフレディが自らのファルセット・ボイスを効果的に使うために創作したかのようで、サビの部分に入る前の部分などは普通のシンガーが歌うにはちょっと躊躇しそうな響きがあります。 その独特のメロディーに分厚いコーラスとギターの音を重ね合わせて、素材に加工を加えながらも複雑になり過ぎないよう短くまとめたところにこの曲の成功の要因があるのだと思います。

他の何ものでもないオリジナリティーが生み出される背景には、ペルシャ系インド人を両親に持ちインドからイギリスへ移り住んだフレディや、プロの道具として通用するオリジナル・ギターを自作し後に天体物理学の博士号まで取得したブライアン、一時は歯科医学を学んでいたロジャーなどメンバーの多彩な経歴や才能もあったんでしょう。 後からオーディションを受けてメンバーになったベースのジョン・ディーコンもいくつかの印象的な名曲を書いています。

インテリ揃いの集団はそれぞれに曲作りの才能も持っていて、「キラー・クイーン」に続いて同じ路線をさらに昇華させた「ボヘミアン・ラプソディー」以降は様々なタイプのヒット曲を連発して世界を舞台に快進撃、フレディの死後も多くのファンを生み続けるビッグ・ネームとなりました。 その原点となったのはやっぱりこの曲。 お、なんか違うな?と衝撃を与えた「キラー・クイーン」だと思います。


シアー・ハート・アタック クイーンシアー・ハート・アタック クイーン
キラー・クイーン」始めバラエティ豊かな内容ですが、地味な印象なのはジャケットのせいもあるんじゃないか。 3曲目「テナメント・ファンスター」のサビの部分、ロジャーのボーカルかっこいいです。

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