「孤独のメッセージ」 ポリス 1979年

2009-09-16

Tag : ポリス

「孤独のメッセージ(Message in a Bottle)」っていうタイトルがまずいいですよね。 どこの誰が読んでくれるとも知れない手紙をボトルに詰めて海へ流さずにいられない心情。 都会に住んでいようが絶海の孤島にひとりきりだろうが、人間孤独に苛まれるのはつらいよなあ。 そしてこの曲を最小編成の3人でソリッドにシャープにやるのがまたいいなと思います。

若い頃のポリスのメンバー達を見ると、ボーカルのスティングをはじめ皆かっこいいですね。 従来のスリーピースのロックバンドはクリームやベック・ボガート&アピスなどまずテクニックが前面に出て聴き手を圧倒するところがありましたが、ロックの黄金時代が終焉を迎えつつある頃に登場したポリスは各メンバーのテクニックに加えてレゲエのリズムを取り入れたところも斬新だったし、なんといっても見た目で従来のスリーピースバンドを凌駕してます。

デビュー当時は"パンクにしちゃ上手い"とか言われたこともあったそうですが、ベースを弾きながらちょっと枯れた声で歌うスティングの個性は際立っていたし、「孤独のメッセージ」で印象的なリフを引くアンディ・サマーズのギターと、派手ではないけど楽曲を引き立てるスチュワート・コープランドのドラムスは独特の厚みと広がりを加えてました。 これを素人がやろうとすると、悲しいくらいスカスカになってしまうのは間違いありません。

この曲は前ノリのリズムがなんだか焦燥感を煽るような感じがしてそこがロックな雰囲気でいいなと思うんですが、作詞作曲を手掛けたスティングはソロ活動を始めるとだんだん作品が内省的な方向に向かってるようで「テン・サマナーズ・テイルズ」を最後に聴かなくなってしまいました。 僕が好きなのは尖がったイメージでかっこいいスティングで、要するにポリスというよりは彼がいたポリスが好きだったのかもしれません。


白いレガッタ白いレガッタ
モノクロのシンプルなジャケットに削いだようなシェイプの3人の若者。 かっこいいですねえ。 キリキリするような寂しさが心に刺さる「孤独のメッセージ」、浮遊感のある「ウォーキング・オン・ザ・ムーン」など。

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