「スティームロック・フィーバー」 スコーピオンズ 1977年

2009-10-19

「暴虐の蠍団」という過激なタイトルがついたスコーピオンズのアルバムの1曲目、「スティームロック・フィーバー」は、ルドルフ・シェンカーの刻む3連のリズム・ギターがかっこいい、まさに彼ららしいナンバーです。 ルドルフのカッティングにクラウス・マイネの硬質なボーカルが乗って、マイナーな曲調から一転してすっきりするサビのメロディーへ、これぞスコーピオンズのハードロックです。

聴きようによってはオドロオドロしいルドルフのリズム・ギターは、男らしくダウン・ピッキングでパワフルに刻んでいます。 あのスピードで延々やろうとすると、軟弱なシロウトの場合腕ごと攣ってしまいそうですがそこはプロ、バンド結成当初からのメンバーでもある彼のギターはスコーピオンズの核となっています。

"仙人"ウリ・ロートのリード・ギターも以前書いた「スピーディーズ・カミング」では強烈な個性を放っていますが、この曲ではそれほど目立ちません。 彼がエレクトリック・サン時代に発表した「ファイヤー・ウィンド」を買ってはみたもののあまりピンとこなくて、上手いのは分かりますが僕が好きなのはやっぱり分かりやすいルドルフのギターです。

美しいメロディーのバラードも人気がありますが、僕はどちらかと言うと、いやハッキリとハードなスコーピオンズのファンで、84年の「ロック・ユー・ライク・ア・ハリケーン」あたりが個人的にはピークでした。 この曲に比べると「スティームロック・フィーバー」はちょっとマニアックかもしれませんが、好き嫌いの分かれそうなスコーピオンズ、英米のロックバンドを向こうに回してびくともしないオリジナリティーを持っているなと思います。


暴虐の蠍団暴虐の蠍団
前作「ヴァージン・キラー」と同じくジャケットにクレームが付きました。 墓場で撃ち合いはマズイかも。 ルドルフ・シェンカーとウリ・ロートのツイン・ギターが楽しめる最後のスタジオ・アルバムです。

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Author:music70s
1957年生まれ。
福岡県在住です。

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