「キャント・ゲット・イナフ」 バッド・カンパニー 1974年

2010-05-23

流れ星のようにブリティッシュ・ロック界を駆け抜けて消えていったポール・コゾフの死と前後して、フリーを解散したポール・ロジャースらが結成したバッド・カンパニーは大成功を収めました。 最初に聴いたアルバムが2枚目の「ストレート・シューター」だったこともあって、彼らの記念すべきファースト・アルバムは僕の中では2番目の評価だったんですが、ヒットした「キャント・ゲット・イナフ」はやっぱりいいですね。

突き抜けていると言うか吹っ切れていると言うか、フリーの頃とは違った爽快な心地良さがこの曲の持ち味ですね。 ミディアム・テンポのナンバーでこそ天性のボーカリスト、ポール・ロジャースの声はもっとも輝きを放つと思うんですが、どんなスタイルであれ彼が歌えばどんな曲でも気持ちいいというのが本音です。

バッド・カンパニーのメンバーは4人、基本的にギター2本にベース・ドラムスというシンプルな構成です。 ツェッペリンもシンプルな構成でしたがBad Coは言ってみればZepのレーベル、スワン・ソングの中で弟分のような存在でしょうか。 この頃はまだアメリカよりもイギリスのロック界が勢いのあった時代ですが、マーケットとしては広大なアメリカは魅力的だったんでしょうね。

彼らがアメリカで売れる事を願っていたのかそうでないのかは分かりませんが、事実アメリカでも人気を獲得したし単純な、いやシンプルなロックンロールが受けるアメリカでバッド・カンパニーが売れたのは必然だったのかもしれません。 しかもしつこいようですがポール・ロジャースのボーカルが強力ですから。

再結成したバッド・カンパニーのステージを見ると、彼のボーカルはいささかも衰えることなく、まさに歌うために生まれてきたような男なんだろうなと思います。 ただ、ここまでさんざんポール・ロジャースの事を褒めてきましたが、「キャント・ゲット・イナフ」で一番気持ちいいのはサビに入る前の「ダン!ダン!」というところだったりします。


バッド・カンパニーバッド・カンパニー
シンプルだけどインパクト満点のかっこいいジャケット。 若いのにベテランみたいな音を聴かせたヘヴィーなフリーから、吹っ切れたようなキレの良い明るい?ロック・バンドに変身して大ヒットを記録しました。

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Author:music70s
1957年生まれ。
福岡県在住です。

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