「カリフォルニアの青い空」 アルバート・ハモンド 1972年

2010-08-11

僕たちの年代にはアメリカ西海岸と言えば憧れの地でもあったんですが、タイトルから想像するような内容とは違って、カリフォルニアでの成功を夢見た若者の挫折を歌った曲がアルバート・ハモンドの「カリフォルニアの青い空」です。

西へと向かうB747に乗って海を渡って来たのはいいけれど仕事はないしもう帰りたい。 南カリフォルニアに雨なんて降らないと思ってたけど、これじゃまるで土砂降りだ・・・。 と歌ってるんですが、そう言えば心が軽くなるようなイントロと小気味のいいブレイクから始まるこの曲、なんとなく切ない雰囲気が漂っているのはこの内容のせいなんでしょう。

彼のウェブサイトを見ると曲が書かれたのはロサンゼルスに来る前、ロンドンにいた頃だそうで、西海岸に行けば成功が掴める、と夢見てたんでしょうか。 しかもスペインで文無しになっていた時にたまたま新婚旅行に来ていた従兄弟に出会って金を無心して、この事は親父には黙っていてくれと頼んだというエピソードが紹介されています。

なんとも情けない話ですが、成功したからこそ話せる若い頃の貧乏話ですね。 カリフォルニアを舞台にしたヒット曲には「カリフォルニア・ドリーミン」や「ホテル・カリフォルニア」など切ないナンバーが多くて、夢と絶望・成功と挫折はいつも背中合わせ、あの青い空の下でため息をついた若者は数限りなくいるんでしょうね。

一度だけ行ったことのあるカリフォルニアは冬だったもので寒かったけど、ヴェニスビーチは綺麗で雰囲気のいい所でした。 ロサンゼルスで見たショットガンを運転席と助手席の間に立てかけたパトカーや、黒人がたむろするスラムにはおお、と思いましたが、いつか機会があったらもう一度行ってみたいと思ってます。


アルバート・ハモンドアルバート・ハモンド
切ない It Never Rains In Southern California 「カリフォルニアの青い空」始め 、For The Peace Of All Mankind 「落ち葉のコンチェルト(日本限定のヒット曲だそうです。)」など収録のベスト。

コメントの投稿

非公開コメント

Google Ad.




プロフィール

Author:music70s
1957年生まれ。
福岡県在住です。

カテゴリ

最新記事

最新コメント

シンプルアーカイブ

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

リンク

ミュージック・スタイル

音楽関連サイトリンク集
音楽関連サイトリンク集 MUSIC-STYLE

J-Total Music

無料歌詞検索エンジン

QRコード

QR

RSSリンクの表示

ご訪問ありがとうございます。

My name is Nipper.

♪ Life is very short and ...