「オリビアを聴きながら」 尾崎亜美 1978年

2016-05-31

Tag : 尾崎亜美

「オリビアを聴きながら」はシンガー・ソングライターの尾崎亜美が当時17才(!)の杏里に提供した曲で、色々な歌手にカバーされて今ではスタンダード・ナンバーとなった名曲ですね。

エントリーのタイトルに杏里の名前を使わなかったのはどちらかと言えば作者の尾崎亜美の方に興味があるからで、谷村新司の番組で見た彼女はまだまだ声も出ていて、プロとしての現役感が漂ってました。(ご主人でベーシストの小原礼を"礼ちゃん"なんて呼んじゃって。)

学生時代に「マイ・ピュア・レディ」をテレビのCMで聞いたのが最初の出会いで、その後の楽曲を聴くとこれが彼女のメロディーだというオリジナリティーは既に確立してたんですね。

シンガーとしては80年代のユーミンの影に隠れたようなところがありましたが、ソングライターとしては松田聖子の「天使のウィンク」や高橋真梨子の「あなたの空を翔びたい」などヒット曲を多数生み出してます。

『夜更けの電話あなたでしょ... 』というフレーズが印象的な「オリビアを聴きながら」ですが、メロディーを楽しむには杏里の澄んだ声で、歌詞を味わうなら尾崎亜美のハスキーで少し甘えた声がいいなと思います。


尾崎亜美"ReBORN" AMII OZAKI
2009年にリリースされた尾崎亜美のセルフカバー集。 オフィシャル・サイトには彼女自身による詳細な解説が掲載されてますが、作詞もするだけあって言葉に敏感な人だなと思います。 ところでAmi じゃなくてAmii なんですね。

「アワー・コネクション」 いしだあゆみ 1977年

2016-02-15

このアルバムのことは最近まで知らなかったのですが試しに買ってみたら、これがなかなかいいんです。 バックがティン・パン・アレイ・ファミリーという事でいったいどういう仕上がりなのか。

出だしは洒落た感じで、お、いいなと思うと続いていしだあゆみのMCというかセリフが入ってう~ん、となったのですが、すぐにその後の流れに馴染んできました。 演奏する人たちも作詞作曲も一流どころが揃っているわけですから、あとはいしだあゆみがどう表現するかという問題です。

まあ"問題"というほど大袈裟なことではなくて、当たり前ですがプロですからこんな曲も歌いこなせるんですよ、という事ですね。 ポップだけど根底にはやっぱり歌謡曲が流れていて、「六本木ララバイ」なんかに顕著です。

最後を締める「ムーン・ライト」と「バイ・バイ・ジェット」の2曲が特に気に入っていて、77年の録音当時は29才。 レコーディング中の彼女はきっと素敵だったんだろうなあと想像してます。


アワー・コネクションOur Connection いしだあゆみ
細身の女はコートが似合う。 昼よりも夜、夏よりも冬が似合う女性ですね。 ザ・歌謡曲という感じのする人ですが、畑違いのプロと仕事をすることで新たな魅力も感じました。 歌に演技に才能を発揮して、さすがは芸能人。

クリスマスの約束 2015 小田和正

2015-12-25

Tag : 小田和正

去年は観客を入れない中途半端な放送でしたが、今年はほぼいつものメンバーとゲストで復活です。 小田のソロ最初の曲は「なごり雪」のピアノ弾き語りでした。やっぱり彼には繊細な曲が似合いますね。

新鮮かつ懐かしくて良かったのがトライセラトップスの和田君(和田誠の息子だとは知らなかった)とのデュオで歌ったサイモンとガーファンクルの名曲「オールド・フレンズ」です。 わりと若いミュージシャンがこういう曲をやってくれると嬉しくなりますね。

おなじみ"委員会バンド"はいつも1曲めの選曲が絶妙で、今回はビートルズの「ハロー・グッバイ」。 やっぱりいいですねえ。 皆さん気持ち良さそうに歌ってました。

この番組の何がいいかというと小田和正の歌声が聴けるのはもちろん、過去のさまざまな名曲を新たなアレンジやコーラスで楽しめるところです。 彼も来年は69歳だしいつまで続くか分かりませんが、毎年同じ時期に楽しみなことがあるのはいいものですね。


everOFF COURSE BEST “ever”
解散して何年経ってもベストアルバムが出るのは人気と実力が為せる技。 またか、と思ってもちょっと聴いてみたくなる名曲揃いです。 今でも高い声は出るけど、小田和正の若い頃の声というのはびっくりするくらいハイトーンで綺麗です。

「ほうろう」 小坂忠 1975年

2015-12-08

Tag : 小坂忠

この人は絶妙にいい声をしてますね。 ヴィブラートかかり過ぎずハスキー過ぎず、上手すぎないと言うと失礼ですが耳に心地よく聴き疲れしない声だなと思います。 アルバムの雰囲気もジャケットに集約されていて、伊達でお洒落で小粋です。

プロデュースは小坂忠と細野晴臣、バックを務めるのは細野の他に林立夫・鈴木茂・松任谷正隆・鈴木(矢野)顕子、コーラスに吉田美奈子・山下達郎・大貫妙子など豪華メンバーで、なるほどいいアルバムが出来るわけです。

メンツからしてこれは見方によっては小坂忠がティン・パン・アレイのボーカルをやっていると言えなくもないけど、今頃になってようやくこのアルバムを聴いてみて、知らないというのはもったいないことだなと思えました。

唯一知っていたのは桑名正博がカバーした「しらけちまうぜ」で、他の曲もたくさんカバーされているそうですね。 小坂忠はかなり前にテレビで歌っているのを一度だけ見たことがあってそれがこのアルバムを買うきっかけになったのですが、若い頃の写真と変わらず渋いおじさんでした。 果たして俺はあんな渋いおじさんになれるのかってそりゃ無理です。 


ほうろうCHU・KOSAKA in HORO
いい曲が揃ってます。 トップを飾るに相応しい「ほうろう」や小洒落た「流星都市」にどこか懐かしい「つるべ糸」とバラエティ豊かに楽しませてくれます。 小坂忠作詞作曲でコーラスが印象的な「機関車」も素敵です。

「CAR SONGS OF THE YEARS」 奥田民生

2015-05-01

Tag : 奥田民生

若い頃は休みのたびにあちこちドライブに出かけていて、知らない土地を車で走るのが大好きでした。 ただし旅のお供は女の子ではなくてロックのCDです。 助手席に余計な気を使わずに気ままな一人旅が... まあ言い訳は置いときますか。

カー・オーディオの専門店でわざわざ運転席の下にサブ・ウーファーを取り付けてもらって、夜中の高速を大音量でロックを鳴らしながら飛ばすという10代の若者みたいなことをしていたのですが、これは気持ちが良かったですね。

車で聴くにはさすがにプログレッシブ・ロックは向いてないので、自然とノリの良いロックを主に、それも気軽に流せるベスト盤なんかが多くなってきます。 エアロスミスにAC/DC、ZZTOPにデフ・レパード、やや渋めにジミ・ヘンにツェッペリンとごちゃまぜの状態でしたが、そういうことをしなくなってかなり経ってから見つけたのが今回のアルバムです。

近頃はソロ・ミュージシャンとして風格さえ漂うようになってきた奥田民生には、『And I Love Car』という曲名からも分かるようにビートルズの雰囲気が漂っているところが好きですね。 ヴィヴラートをほとんどかけない独特のボーカルも飄々とした彼のキャラクターに合っているし、近所のギターの上手いお兄ちゃんみたいでいいなと思います。

陽気のいい季節になってまいりましたが、カー・ソングを詰め込んだ「CAR SONGS OF THE YEARS」 はまさにタイトル通り、ドライブにおすすめの気持ちが弾むアルバムです。 


Live and DangerousCAR SONGS OF THE YEARS
60年代風テイストにちょっとスパイスを効かせたようなジャケットですね。 おんぼろグルマでもドライブのお供にお気に入りの曲さえあれば気分は爽快。 若者よ、スマホを捨てて旅に出よう!(近頃は車で聴くのもスマホですか。)

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プロフィール

Author:music70s
1957年生まれ。
福岡県在住です。

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