『シングルズ 1969-1981』 カーペンターズ

2016-11-25

カレンの声は本当にいつ聴いても癒やされます。 素直で艶と深みのある歌声が胸に染みるメロディーに乗って気持ち良いことこの上ないですね。 ちなみにとても綺麗な英語だとアメリカ人のタレントが言ってました。

カーペンターズがヒット曲を連発した70年代前半というのはハードロックが最も勢いのあった時代です。 ロックに奥手だった僕はともかく、当時のロック小僧の中には兄妹デュオのソフトな曲なんか聴いてられるか!顔もそっくりだし。なんて突っ張っていた人達もいたんだろうなと思います。

しかしそんな彼らも年を重ねるに連れ、ああ、やっぱりカーペンターズもいいなあ。となってきたんじゃないでしょうか。 音楽好きならそうならないのがむしろ不思議で、バンド仲間に「いいぞ」と言うのが恥ずかしくてこっそりレコードを聴いてたりして。

ベスト盤なんか絶対に買わない!という頑固な人でも、カーペンターズならラジオから次々とヒット曲が流れてくるような感覚で楽しめますからいいんじゃないかと思いますよ。


Carpenters"Singles 1969-1981" CARPENTERS
日本盤のジャケットより輸入盤のカレンのユーモラスな表情の方がほっとします。 中身は懐かしい名曲のオンパレードなので言うことありません。 音質が良いSACDが大変評判いいみたいですが、値段が高すぎるのが難点ですね。

『青い影』 プロコル・ハルム

2016-11-04

よく耳にするし本当にいいなと思う名曲ですがアルバムを聴いたことは無かったので、先々月のユーミン繋がりでこのアルバムを取り上げてみました。

だけど「青い影」はシングルでヒットした曲で、このモノクロのジャケットが印象的なアルバムには収録されていませんでした。 1曲めが「征服者」から始まるのと「青い影」から始まるのとではまったくインパクトが違います。

キーボードと特徴のあるボーカルが耳に残るアルバムは「シー・ワンダード」や「フォローイング」など如何にも古き良き時代のポップスやラストのインストゥルメンタル「ヴァルプルギスの後悔」など、これはこれでなかなか良いなと思いますがあまりにも「青い影」の出来が良すぎました。

ハモンド・オルガンのイントロと"We skipped the light fandango ..."という歌い出し、これだけで多くの人の心の琴線を震わせて、その中には当時13才の荒井由実もいて、もちろん世界中のミュージシャンの卵たちにも影響を与えたんでしょうね。


Procol Harum"PROCOL HARUM" プロコル・ハルム
プロコル・ハルム1967年のデビュー・アルバム。大ヒット『青い影(A Whiter Shade Of Pale)』は元々収録されていなかったそうで、ボーナストラックとして入ってます。 ビートルズの「サージェント・ペパーズ」が発表された年ですね。

『宗右衛門町ブルース』 平和勝次とダークホース 1972年

2016-10-21

宗右衛門町(ソエモンチョウ)とは大阪心斎橋筋の東、道頓堀川の北にある歓楽街です。 行ったことないけど、博多の中洲や新宿の歌舞伎町みたいな所なんでしょうか。

この曲はたまたま深夜の番組で流れていたのを聴いていいなと思ったんですが、歌っていたのは平和勝次とダークホースというグループというか元々コミックバンドだったそうで、昔はよくあるパターンですね。

いい曲だけあって色々な歌手が歌っていて、前川清に吉幾三、宮史郎に氷川きよしと色々YouTubeで聴き比べましたが、絶妙なハスキーボイスとコブシの効き具合で平和勝次のボーカルがやっぱり一番です。

元々のオリジナル曲、北原謙二の「さよなら さよなら さようなら」も聴いてみたけど『宗右衛門町ブルース』の方が圧倒的に好みだったので、宜しかったら聴いてみて下さい。


※再生時のボリュームに注意して下さい。

ついでにダークホースのメンバー中川ヒロシさんのお話が面白かったのでリンクを貼っておきます。


宗右衛門町ブルース『宗右衛門町ブルース』 平和勝次とダークホース
本場のブルースとは違いますが、中の島ブルースに伊勢佐木町ブルース、柳ヶ瀬ブルースにこの宗右衛門町ブルースと、ご当地ソングは地元の人達にも愛されるのが良いところです。 しかし昭和丸出しのジャケットですね。

ブログ開設10周年

2016-10-06

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2006年の10月に初めての記事を書いたこのブログが今月で10周年を迎えました。 何事も飽きっぽく持久力の無い自分としては驚くべき出来事です。

同じような音楽ブログを書いていらっしゃる皆さんの中にはピタッと更新が止まったり数年ぶりに復活したり、残念ながら亡くなってしまった方もいらっしゃいます。 ブログのテーマからして僕と同年代から一回りくらい下の年代の方がほとんどかと思いますが、長く続けられるのは有り難い事ですね。

俺もオヤジになったなぁと思っていたらいつの間にか「初老」のほうが相応しい年齢になってきて、思いもよらない体調の変化に驚くことも度々です。 それでも性格や物事の好みは若い頃とほとんど変わらず、音楽の好みも相変わらずです。

こうなったらジジイになっても書き続けようかなんて思ってますが、腰が曲がって杖をつくようになって手が震えても、何とかキーボードくらいは打てるんじゃないですかね。 本格的にボケてきてワケの分からん文章になってきたらどなたかご指摘いただければ幸いです。


70年代アメリカ映画100"70年代アメリカ映画100"
今回は70年代のアメリカ映画の本です。「アメリカン・ニューシネマ」という言葉が懐かしいですね。 ところでこのブログともうひとつ別の音楽サイト経由でご購入いただいたCDやDVD・書籍等の統計可能な過去6年弱の累計が1000点を超えていまして、大変感謝しております。 皆さんがどんな音楽やミュージシャンに興味があるのかなというのはいつも楽しみにしています。

『The 14th Moon 14番目の月』 荒井由実 1976年

2016-09-21

Tag : 荒井由実

デビュー・アルバム『ひこうき雲』に比べるとポップな雰囲気になりましたが、心象風景を言葉にする感覚の鋭さや一度聴いただけで耳に残るメロディーラインを紡ぎだすセンスは一貫して変わらず、やっぱり最初から才能のある人なんだなと思います。

最もポピュラーなのは「中央フリーウェイ」で、この曲が入っているからこのアルバムが好き、という人も多いんじゃないでしょうか。 コアなファンからはいやいや、なんて言われてしまいそうですが時代を超える名曲のひとつなのは間違いありません。

山本潤子の声が素晴らしいハイ・ファイ・セットのカバー、庄野真代の少し甘い声が素敵なカバー、どちらもオリジナルの良さがあるから光るんだと思いますが、シティ・ポップスの極みのような曲ですね。

他にもいい曲がたくさん収録されていて、お洒落な小品「天気雨」や卒業写真の続編のような「グッド・ラック・アンド・グッド・バイ」、夏の終わりに相応しい「晩夏(ひとりの季節)」などユーミンの創作意欲はとどまるところを知りません。

確かデビュー当時にボーカルのトレーニングをさせられて辛かった、というインタビューを見た(読んだ?)ことがありますが、若い頃の彼女のボーカルはそんなに悪くないなと思うのはその訓練の賜物なんでしょうか。


Scorpions"The 14th Moon 14番目の月" 荒井由実
荒井由実時代最後のアルバム。 タイトル曲の他多くのミュージシャンにカバーされた「中央フリーウェイ」など相変わらず名曲満載。 情景が目に浮かぶ詞の世界も相変わらず見事で、ソングライターとして溢れる才能が詰め込まれています。

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プロフィール

Author:music70s
1957年生まれ。
福岡県在住です。

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